WordPressを高速化するために行ってきたこと。高速化だけが目的ではないけれど、速度アップに貢献しそうな内容も一緒にまとめておきます。
以下の高速化はレンタルサーバーが「mixhost」であること、WordPressのテーマが「Simplicity」であることが前提条件となります。
WordPressキャッシュ導入
mixhostが採用しているLiteSpeed Webサーバー専用の「LiteSpeed Cache」です。キャッシュデータをWordPress内部でなく、サーバー側に保存してくれるという安全性の高い仕組みです。トラブルがあっても戻すのが簡単です。
効果は体感できました。mixhost契約者なら使わない手はないでしょう。
関連 LiteSpeed CacheでWordPressを高速化【mixhost】
AMP対応
正式名称は「Accelerated Mobile Pages」で、モバイル専用キャッシュと言えるものです。ページの見た目は簡略化されてしまいますが、モバイル通信であっても高速に表示されます。
高速化によってユーザビリティが上がって、自分のサーバーの負担軽減にもなって言うことなしです。
AMPが導入できたのはSimplicityのおかげです。
このページをAMPで表示する。
このページ以外もAMP表示してみたいという方は、以下の記事の【6 Chromeの拡張機能でAMP対応サイトの動向を調べよう】を参照してください。
関連 AMPそろそろ導入してもいいころ?『Simplicityで簡単対応!』
もしくは、URLの最後に ?amp=1 を付加していただくことでAMP表示がされます。
SSL対応(https化)
Googleが常時SSL化を推奨している以上、対応しないわけにはいきません。
高速化を期待しておこなったわけではありませんが、mixhostによると『次世代プロトコルのHTTP/2に完全対応し、SSLサイトをさらに高速化します。』とのことです。
正直これの効果は分からないです。
WordPress Popular PostsからJetpackへ
ページごとのPV数を表示するために、Wordpress Popular Postsプラグインを利用していました。
関連 「Simplicity2」管理者のみにPVを表示【WordPress】
Popular Postsは動作が重いと言われているのを知ったので、Jetpackへ変更しました。wordpress.comでPVをカウントしてくれるので、負担を軽減できます。
参考 Jetpackの統計情報を利用してWordPress個別ページにアクセス数表示を行う方法
同じく重いと言われているプラグインの「Slim Stat Analytics」も使わないようにしたいところです。アクセス解析なら前述のJetpackとGoogle アナリティクスで出来るのでやめても良いのですが、便利なので問題になるまでは使おうと思っています。
PHP5.6から7.0へ変更
mixhost移転時からPHPはバージョン5.6で運用してきました。こだわりがあった訳ではありませんが、なんとなく不安だったからそのままにしていました。動いているものを替えるのは勇気が要ります。
他のサイトを確認したら7.0で運用していたので、思い切って替えました。
今のところ問題はありません。
しかも、すごく速くなった気がします。
『mixhostでは、従来のPHP5と比べて2倍以上の性能を誇るPHP7を提供しております。』だそうです。
まとめ
どれも簡単に対応できたので、mixhostに移転して良かったです。
mixhostへの移転は常時SSL化を見込んでのことでしたが、高速化も期待していました。なんせSSD採用サーバーですからね。
キャッシュとPHP7は効果絶大だと思います。キャッシュ導入直後から「直帰率」と「平均セッション時間」が改善しました。高速化により、「他のページも見てもいいな」と思ってもらえるようになったのかも知れません。
mixhostはときおり挙動が怪しいなと感じることはありますが、価格と基本機能を考えればまずまずといったところです。
参考 MixHost
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