当ページのリンクには広告が含まれます

GV-N1660OC-6GDを購入しました(GeForce GTX 1660)【レビュー】

GIGABYTE GV-N1660OC-6GD

2020年9月2日にグラフィックボード「GIGABYTE GV-N1660OC-6GD」を購入しました。

Core i3-9100Fが搭載されている自作PCに取り付けるためのものです。

SuperでもTiでもなく、若干今更感のある無印のGTX 1660です。

スポンサーリンク

GeForce GTX 1660を選択した理由

取り付けるPCは自作PCで、以下のようなスペックです。

CPU:Intel Core i3-9100F
マザーボード:GIGABYTE B365M DS3H
メモリ:DDR4 16GB
SSD:TS1TMTE220S(1TB)

参照 10年ぶりの自作PC組み立て『安くてそこそこ使えるPCを目指して!』

ショボイスペックですが、一応ゲームも視野にいれてグラボを選びます。

 

RTX3000シリーズが9月2日に発表されましたが、僕が買えそうなグラボ(3万円以下)は、しばらく発売になりそうもありません。

また、CPUがCore i3なので、グラボだけを欲張っても意味がありません。

 

ということで、現行のモデルからのグラボ選びとなります。

で2万5千円くらいのものを考えていますので、GTX1660シリーズになりそうです。

ということでGTX1660の情報収集です。

 

ちょうど良いサイトが見つかりました。

GeForce GTX 1660シリーズ3種とRTX2060の比較がされています。

参考 【Hothotレビュー】GDDR6の搭載でお買い得感が高まった「GeForce GTX 1660 SUPER」を試す – PC Watch

上記サイトによると、無印1660でも「Forza Horizon 4」で、描画設定「ウルトラ」で「フルHD/60fps」をキープできる性能があるようです。

その他のゲームでもフルHDまでならおおよそ耐えられそうです。

価格がこなれてきたRTX2060も良さそうだけど、CPUがCore i3-9100Fだと勿体ないかな。

 

次いで、満足に遊べるかどうかは別として、一度は起動してみたい「Microsoft Flight Simulator」についても調べてみます。

こちらも良いサイトが見つかりました。

参考 Microsoft Flight Simulatorの推奨スペックをガチで検証:60 fpsは無理 | ちもろぐ

無印とSuperを比較すると、当然ですがSuperにアドバンテージはあるようです。

とは言ってもGTX1660Superでも厳しいですねぇ。

それなりの環境を求めるならRTX2060以上が必要だし、そうなるとCPUも上位モデルにしなければならなさそうだし。

割り切って無印1660でもいいかな。

ということでGTX1660シリーズならどれを選んでも良いという結果になりました。

 

現在の価格(税込の最安価格)は、無印が約22000円,SUPERが25000円といったところです。

無印とSuperでは性能差はありますが、性能的な寿命という観点では大差ないと考えています。

『無印1660で明らかに性能不足と感じるころには、1660Superでも同様に感じるだろう』ということです。

性能差が1割強で、価格差も1割強。

ということで、GTX1660無印に決定しました。(もちろん価格差しだいではSuperの方がいいと思いますよ)

購入した製品は「GIGABYTE GV-N1660OC-6GD」です。

購入価格は21,978円(税込)です。

GV-N1660OC-6GD

GV-N1660OC-6GDの箱

GIGABYTE GV-N1660OC-6GD

GIGABYTE GV-N1660OC-6GDのスペック
・搭載チップ:NVIDIA GeForce GTX 1660
・メモリ:GDDR5 6GB
・CUDAコア数:1408
・コアクロック:1830MHz
・メモリバス:192bit
・メモリクロック:8002MHz
・バスインターフェイス:PCI Express 3.0 x16
・モニタ端子:HDMIx1 DisplayPortx3
・補助電源入力:8ピン

 2スロット占有します。

また補助電源が必要です。

GIGABYTE GV-N1660OC-6GD

HDMIが1ポート、DisplayPortが3ポートです。

左から2番目がHDMIです。

 

付属品は「Quick Guide」と「インストールディスク」

「インストールディスク」は使っていないので、中に何が入っているのか分かりません。

GV-N1660OC-6GDの付属品

 

取り付けました。

補助電源ケーブルも忘れずに!

GV-N1660OC-6GDをMicroATXケースに取り付け

それなりに存在感があります。

余裕のあるケースで良かった...

ドライバインストール

Windows10ならグラボを取り付けてしばらく放置すると自動的にドライバーをインストールしてくれると思います。

ドライバのバージョンは432.00でした。

NVIDIAコントロールパネルも一緒にインストールされるので、このままでも最低限困ることは無さそうです。

 

ゲームが目的でもあるので、念のためNVIDIAのサイトで最新のドライバを確認してみることにします。

GIGABYTEのサイトにもドライバが用意されてるけど古いバージョンだったので、NVIDIAのサイトで探した方が良いでしょう。

NVIDIA ドライバダウンロード

以下のように入力してGTX1660用のドライバを検索します。

NVIDIAドライバダウンロード

ダウンロードタイプは「Game Ready ドライバー(GRD)」と「Studio ドライバー(SD)」から選択できます。

Game Readyはゲーマー向けの最新ゲームサポートドライバで、Studioはコンテンツ制作者向けの安定ドライバだそうです。

 

ということでGame Readyドライバを選択して検索します。

NVIDIAドライバーダウンロード

「バージョン:452.06」が見つかりました。

 

こちらをダウンロードしてインストールします。

NVIDIA GeForceドライバーインストール

「クリーンインストールの実行」にチェックをいれました。

特に難しいところは無いです。

AORUS ENGINE

AORUS ENGINEは、GIGABYTEがグラボ用に配布しているツールです。

AORUS ENGINEを使うと『ゲームの要件に応じてクロック速度、電圧、ファンパフォーマンス、およびパワーターゲットをリアルタイムで調整できます』とのことです。

ダウンロード GIGABYTE GeForce GTX 1660 OG 6G(AORUS ENGINE)

 

インストールしました。

グラボの機種によって利用できる機能が変わるようです。

GV-N1660OC-6GDでは、利用できる機能は少ないですがオーバークロックの設定はできそうです。

AORUS ENGINE

でもどうやって?

 

日本語の情報がほとんど見つからなくてよくわからないというのが実情です。

参考 豪華極まるミドルハイ!GeForce RTX 2070最強モデル、GIGABYTE「AORUS RTX 2070 XTREME」 – エルミタージュ秋葉原

上記記事によると「AUTO SCAN」を実施すると、自動でオーバークロックの設定をしてくれるようです。

 

ということで「AUTO SCAN」実行!

完了までに20分以上かかりました。

下記グラフ中のグレーの線がノーマル状態で、オレンジの点がオーバークロック時の状態だと思われます。

AORUS ENGINEでAUTO SCANを実施

グラフを見ると結構クロック数上がってるように見えるけど、数値的にはどうなっているのか分かりません...

 

「GPU BOOST」バーの右端が”1830”から”CURVE”に変わったので、これでいいのかな?

AORUS ENGINE

 

Forza Horizon 4ベンチマーク実施中に、GPU-Zで動作クロックをモニタリングしてみました。

GV-N1660OC-6GDをオーバークロック状態でGPU-Zを表示

GPUクロックは、最大2070.0MHzまで上がっていました。

2GHz越えってだけでなんだかちょっと嬉しいね。

Forza Horizon 4でベンチマーク

「Forza Horizon 4」で期待通りの性能が発揮されるかどうかベンチマークを実施してみます。

ちなみに「Forza Horizon 4」は「Xbox Game Pass for PC」の契約をして入手しました。最初の1ヶ月は100円なのでお試しにはもってこいです。※18歳未満の方は利用できません。

 

「Forza Horizon 4」をベンチマークモードで起動します。

自動的にレースを実行して、その間のフレームレートを記録してくれます。

Forza Horizon 4ベンチマーク

 

 

Forza Horizon 4ベンチマークの結果です。

※以下ベンチマーク結果は「AORUS ENGINE」の項目にて施した、オーバークロック状態のものです。

「Forza Horizon 4」GTX1600のベンチマーク結果

GPU:NVIDIA GeForce GTX 1660 6GB

CUP:Intel Core i3-9100F CPU 3.6GHz

メモリ:16GB

解像度:1920 x 1080(1080p,フルHD)

描画設定:ウルトラ

Forza Horizon 4ベンチマーク FPS 平均 FPS 最小 FPS 最大
CPU シミュレーション 126.5 99.4 180.7
CPU レンダリング 139.7 102.4 179.7
GPU 81.4 76.6 96.5

GPUは平均「81.4fps」となりました。

 

最初にForza Horizon 4のベンチマーク結果を参考にしたサイトでは、「フルHD」,「 描画設定:ウルトラ」で101fpsとなっていました。

当方の結果の平均FPS「81.4fps」とは大きな差が見られます。

 

気になったので、他のベンチマーク結果も調べてみました。

参考1 GTX1660の性能 /高性能なスペックは評価【GeForceのGPU】

参考2 Forza Horizon 4 品質の 超品質 設定のベンチマークでゲーム-複数のカードをテスト – GPUCheck Japan / 日本

参考1サイトでは「85fps」、参考2サイトでは「87.8fps」でした。

最初のサイトは「FPS 最大」を利用しているのかな?

 

オーバークロックしているにも関わらず、参考1,2のサイトよりも下回りました。

参考1のサイトでは「Intelの8コア/16スレッドCPU「Core i9-9900K」を搭載したIntel Z390環境を用意しました」となっているので、当方のCore i3-9100Fとはかけ離れています。

PC環境を考えれば妥当なのかもしれません。

目標通り、Forza Horizon 4でフルHD,60fps安定が実現できたので良しとします。

※オーバークロックについて追加テスト
デフォルト状態(1830MHz)にもどして、Forza Horizon 4ベンチマークを実施してみました。
結果は、平均81fps...
「GPU BOOST」を”CURVE”にしているときと同等の結果となりました。ひっとしてと思いForza Horizon 4の画質設定で「V-SYNCH(垂直同期)」を「オフ」にして再度チャレンジしてみました。
結果はデフォルト状態,OC状態とも91fps前後でした。
V-SYNCHオンの時よりFPSは向上しましたが、OCの効果があらわれていません。GPU-Zでベンチマーク中のGPUクロックを確認すると、OC時の方が明らかに高くなっているのですが。 

設定の問題かもしれないので、引き続き検証します。

 

※さらに追記

オーバークロックおよび、「Forza Horizon 4」を含めたベンチマークについて検証しました。

以下記事をご参照ください。

参照 GTX 1660のオーバークロックとベンチマーク

まとめ

「Forza Horizon 4」がフルHDで快適に遊べるレベルのPCを目標にしつつ、できる限り安くということでGTX1660グラボの導入となりました。

これくらいの性能があれば、Epic Gamesで無料でもらったゲームも試せるかなと思います。

これ以上のゲーミング性能を求めるなら、PS5やXBOX Series Xを買った方が現実的かな。

XBOX Series Sなんて、3万2980円(税別)だし。

ということでここまで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました