DENONのAVアンプ「AVR-X3800H」を購入しました。
パイオニア信者だったのですが、AVR-X3800Hのコスパの良さに魂を売りました…
円安、半導体不足によりいろいろなものが高騰化している昨今、これだけのコスパ機はそうそう現れないだろうとの判断で購入にいたりました。
後継機であるAVR-X3900Hは価格が上がってしまっていることと、機能的に大きな差を感じなかったことも決め手のひとつです。
AVR-X3800Hの特徴
AVR-X3800Hの特徴をAIにまとめてもらいました。
特別な情報は書いていないので適当に読んでもらえれば良いかと思います。
AVR-X3800Hは、Denonの中上位クラスに位置するAVアンプで、本格的なホームシアターを構築したい人に人気のモデルです。Dolby AtmosやDTS:Xなどの立体音響に対応し、映画・ゲーム・音楽を高音質で楽しめます。
主な特徴
・9.4chアンプ搭載
最大9本のスピーカーを直接駆動可能
外部パワーアンプを追加すると 11.4ch処理(7.4.4構成など) に対応
・8K対応 HDMI
HDMI入力6系統すべてが8K対応
4K/120Hzにも対応しておりPS5やXbox Series Xとの相性も良い
・立体音響フォーマット対応
Dolby Atmos
DTS:X
IMAX Enhanced
Auro-3D
に対応
・高性能ルーム補正
標準で Audyssey MultEQ XT32
有料アップグレードで Dirac Live に対応
部屋の音響特性を補正して音質を向上できる
・HEOS内蔵
Spotify、Amazon Musicなどのネットワーク再生
マルチルームオーディオ対応
・出力性能
定格出力:105W/ch(8Ω、2ch駆動)
実用最大出力:215W/ch
こんな人におすすめ
✅ 5.1.4や7.1.2のDolby Atmos環境を作りたい
✅ 映画・ゲームを迫力ある音で楽しみたい
✅ 将来的にスピーカーを増やして拡張したい
✅ Dirac Liveを使った本格的な音場補正に興味がある
補足するとしたら質量が12.5kgということと、2026年8月現在13万円弱で買えるということくらいでしょうか。
AVR-X3900Hの販売価格は20万円を超えていますので、型落ちとはいえ3800Hが高コスパ機ということに納得いただけるかと思います。
それではAVR-X3800Hの確認から始めましょう。
梱包状態
再梱包するときに迷わないように、まずは梱包状態と付属品を記録しておきます。

本体と付属品


上記画像の中央に置いてある「AUDYSSEY」と書いてある箱には音場補正に使用するセットアップマイクが入っています。
セットアップマイク

リモコン

リモコンは高級感はありませんが必要十分と言ったところでしょうか。
蓄光になっているのでボタンが光ります。
他にはラジオアンテナ2種類,Bluetooth/無線LANアンテナ,マイクスタンド,電源ケーブル,スタートガイドが入っています。
付属するマイクスタンドは厚紙でできた組み立て式のものです。
カメラ用の三脚が利用できるので持っている人は三脚を使った方が手間が無くて良さそうです。
設置、接続について
まず、これまでの我が家の環境ですが、スピーカー5本+サブウーファー1台の5.1chとなっています。
AVアンプはパイオニアのVSX-S520を使用しています。
AVR-X3800HをVSX-S520と入れ替えます。
VSX-S520と比べるとだいぶ大きく重くなりますが、大型のAVラックを使用しているので設置場所については問題ありません。

スピーカー5本(フロントLR,センター,サラウンドLR)とサブウーファーを接続します。
アンプに記載されている通りに接続するだけなので迷うことはありません。
サブウーファーは4台まで接続できるようになっていますが、1台だけなので1番端子に接続します。

AVR-X3800Hのちょっと良いところを上げておきます。
スピーカー端子が横一列に並んでいます。
スピーカーごとに+,-端子を縦に並べている機種が多いかと思います。
このタイプは初めてでしたがケーブルの接続がしやすかったです。
HDMI出力が2系統あります。
HDMI出力1をプロジェクター、HDMI出力2をテレビ(REGZA)に繋ぎます。
音楽再生やセットアップなど、画面を見たいけどプロジェクターまでは起動したくないなってときにテレビを使用します。
2系統あるおかげでHDMI切り替え機が必要がありません。
良き。
HDMI入力は6系統です。
とりあえずブルーレイプレイヤーを接続します。
USBメモリ(HDD)も接続します。

USB端子は前面にあります。
USB HDDを常設した使い方をするのでUSB端子は背面にも欲しかった。
無線LANを利用するので忘れずにアンテナも取り付けます。
これで基本的な設置,接続については完了しました。
セットアップ
スピーカーの設定および音場補正
まずスピーカーの設置状況を5.1chとして設定します。
その後、Audysseyセットアップに進みます。

測定は計8回実施されます。
マイクの位置を変更しながらの測定になるので三脚があると作業性が良くなるかと思います。

視聴エリアが狭い場合は8回もやる必要は無いのかもしれません。
軽く試してみたところ3番まででも問題は無さそうです。
ちなみに我が家のシアタールームでは、フロント左スピーカーが逆位相に判定されます。
正しく接続されていてもです。

正しく接続されている場合は「続行」して良いそうなので進めます。
滞りなく測定は完了しました。
Wi-Fiおよびスマホアプリの設定
AVR-X3800Hに無線LANの接続設定をします。
(有線LANは使用しません)
AVR-X3800Hのネットワーク接続ができたことを確認したらスマホの操作に移ります。
スマホアプリ(HEOS)をインストールし、続けてHEOSアカウントを作成してサインインします。
HEOSは同一ネットワーク上にあるDENONのアンプを自動的に見つけてくれるようです。
スマホとAVR-X3800Hがつながったなと思ったら、スマホのアプリ画面に「アップデートしますか?」的なメッセージが表示されました。
促されるままにアップデートを開始します。
10分程度ですかね…待ちます。
(AVR-X3800Hのディスプレイ部に進捗具合と残り時間が表示されます)

アップデート後、AVR-X3800HのWi-Fi設定が消えてました。
スマホアプリからAVR-X3800Hに接続できなくなったのでなんでかなと…
Wi-Fi設定を再度実施することで事なきを得ましたが、アップデートに失敗したのかと思って焦りました。
以下、アップデート後のファームウェアのバージョンです。

HEOS
HEOSは今のところUSBメモリ内の音楽ファイルの再生にしか使っていません。
スマホのアプリから操作をしていますが、これまでパイオニアのアプリを使っていたため若干戸惑いました。
USBメモリ内の音楽ファイルはアーティスト,アルバムタイトルごとにフォルダ分けがしてあります。
パイオニアのアプリだとフォルダ内の曲を1曲再生するとその曲の再生が終わった後、次の曲を自動的に再生してくれます。
フォルダに10曲入っていたとして、5番目の曲を選択して再生すると続けて6,7,8…と再生してくれるということです。
方やHEOSでは選択した1曲のみを再生するということになります。
その選択した1曲をプレイリストに追加するということのようです。
パイオニアアプリのような動作を期待するなら、フォルダ内の全曲をプレイリストに追加して聞きたい曲までスキップ(聞きたい曲を選択)するという方法になるかと思います。
プレイリストへの追加も削除も簡単にできるので不便さは感じません。
次に聞きたい曲を次々と追加できるし、レスポンスも悪くないので使い勝手は向上しているかなと思います。
表示をアーティストに切り替えるとHEOSが分類をしてくれます。
フォルダ上でばらばらに保存してあっても大丈夫です。
ただし、FLACやMP3ファイルにタグ(アーティスト名)を書き込んでおく必要があります。
注意点としてはストレージあたりに5000ファイルまでという制限があることくらいでしょうか。
音質の評価
あくまでもこの記事の筆者であるゆうぱぱの評価です。
ゆうぱぱは音響の専門家でもなんでもありません。
あしからず
2ch再生
AVR-X3800Hは落ち着いた音の出方がするなというのが第一印象でしたが、出るときは出るので静と動と言った方がいいのかもしれません。
メリハリがあるといえばいいのかな。
それともこういうのをS/Nが良いというのかな?
また、音量を上げてもスピーカーがうなったりしないのでアンプのパワー的にも余裕があるのかもしれません。
次に定位はもとより音の分離がいいなぁと思いました。
音が増えた感じ。
以前の環境では他の音にかき消されていた音が聞こえているのでしょう。
これは結構感動するレベル。
試聴はいつものCD、Myリファレンスディスクこと「笠原弘子さんのスローガラスの輝き」です。
これは本当に擦り切れるほど(今どき物理的に擦り切れたりはしませんが)聴いてきたので、音の変化を敏感に感じ取ることができるのです。
その上での音が増えたという感想です。
ちなみに上記記事では旧版とリマスター版の音の違いがいが分からなかったとありますが、今回の環境だと違いを十分に感じ取れます。
どちらが優れているとかは無いのですが、好みはやはり旧版の方でした。
2ch再生用のサウンドモードとしては
・Stereo
・Direct
・Pure Direct
の3つがあります。
「Stereo」はサラウンド処理を行わない2チャンネル再生で、フロントスピーカーとサブウーファーから音が出ます。
サブウーファーを使うので低音も十分にでます。
かと言って不自然な感じにはならないのでなかなかすごいと思います。
「Direct」はソースに収録されている音声のまま再生するモードだそうです。
Stereoに比べると全体的におとなしくなるように感じます。
「Pure Direct」は「Direct」よりもさらに高音質に再生するモードだそうで、機能的には本体のディスプレイ表示回路を停止するとのことです。
「Direct」と「Pure Direct」を聞き分けるのは難しいですね。
今のところ「Pure Direct」を使うことが多いかなという感じです。
というのも、ディスプレイ表示をしている意味が無いからです。

ディスプレイ部には再生している曲のタイトルが表示されるのですが、タイトルが日本語(全角文字)だと■表示になってしまいます。
英語ならちゃんと表示されるのですがJPOPを聴くことが多いのでほとんど意味がありません。
意味がないなら表示しなくてもいいかなと、操作はスマホ(HEOS)で行うので表示が無くても問題ありませんし。
ただ、ここでちょっと疑問が…
「Direct」および「Pure Direct」を選択した場合の音場補正はどうなっているのでしょう。
ダイレクトなんだから補正無しですかね。
一切の補正が無いんだったら逆位相判定されたままの状態で再生されてるってことですよね?
「Stereo」を選んだ方が迫力があるように感じるのは逆位相も補正されてるからなのか?
マニュアルに次の一文がありました。
サウンドモードが“Direct”または“Pure Direct”の場合、“MultEQ® XT32”、“Dynamic EQ”、“Dynamic Volume”および“Audyssey LFC™”の設定はできません。
MultEQ XT32が機能していないのであればやはり補正は無しということで良いのかな。
そもそも補正って何をどこまでやってくれてるんだろう?
答えが出るかどうかは分からないけどもう少し調べてみようと思う。
マルチチャンネル再生についての音質評価は次回以降のレビューで行います。
気になること
まだ使用期間は短いですが、ここまでで気になったことです。
端子が金メッキではない、フロントパネルが金属ではないなど安いなりの部位もあります。
金が高騰している昨今、金メッキってどんな扱いなんですかね?…一昔前はちょっとしたケーブルでさえ金メッキされていたものですが。
あと、フロントパネルにステッカーを貼るのはやめていただきたい。
店頭デモ機なら分からないでもないけど一般販売分にまで貼らなくても…
(きれいに剥がせたので許します)
リモコンのボタンが押しにくく反応しないことがある。(これは慣れてきました)
USB HDDからFLAC(2ch)を再生すると音飛びする。
なんの前触れもなく音飛びして、戻って再再生すると問題なく再生されます。
DENONのWebページに「USBメモリーの転送速度が遅いと音が途切れることがあります。」って書いてありました…
HDDをUSB2.0からUSB3.0のものに交換しました。
その後は調子良いです。
ただ、VSX-S520ではUSB2.0のHDDでも問題が無かったので使い勝手が少々下がりました。
HEOSでUSB HDD内をブラウズする際、フォルダの表示順序が文字コード順では無い。
日付順でもなさそうだし何順なのか不明です。
ちなみに新しく用意したUSB3.0 HDDは全曲を新たにコピーしたからか、文字コード順に並んでいるように見えます。(詳しくチェックしたわけではない)
気になることはさておき、この段階でかなり満足しています。
やはりコスパ良いです。




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