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オーディオケーブルを交換すると音質は変わるのか?

「オーディオでケーブルを交換すると音は変わるのか?」
変わるのか、変わらないのか…どうなんでしょうね
2chの時代から言い争いが絶えず、現代においてはXで頻繁に論争が巻き起こります。

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ケーブル交換で音は変わる

僕自身はケーブル交換で音は変わる派です。

変わったという経験がなければ「変わらない」ということがその人の真実であり、僕のように変わったという経験をしてしまえば「変わる」ということが真実になってしまうというものです。

だから「変わらない」と主張する人には「そうですよね」としか言いようがないし、僕の主張を信じてもらおうとも思いません。

オーディオ界隈ではケーブルで音が変わるというのは一般的に言われていることで、僕も「まぁ、そんなもんなのかな」という感覚でとくに疑うということはしていませんでした。

ですので、どんなふうに音が変わるのかなという期待を込めて電源ケーブルを交換したことがあります。(もちろん音が良くなって欲しいという気持ちです)

このとき試したのは「VSA-AX3の電源ケーブルの交換」と「電源タップの交換」のふたつでした。

VSA-AX3はパイオニア製のAVアンプです。

VSA-AX3

まず「VSA-AX3の電源ケーブルの交換」についてですが、交換用のケーブルとしてレーザープリンター用の電源ケーブルを用意しました。

会社で廃棄されるレーザープリンターに付いていたものをもらってきたものです。
見た目はよくある黒い電源ケーブルですが太いです。

電源ケーブル

VSA-AX3は電源ケーブルが着脱式になっているので簡単に交換できます。

これは交換して音を出した瞬間に違いが分かりました。
低音がだぶついていて聞けたものではなかったからです。

電源ケーブルってこんなに効果があるもんなんだなと思いました。
かと言って高級な電源ケーブルを追い求めたりはしませんでした。

金銭的な問題もありますが「純正ケーブルの音に不満が無かった」ことと「交換した結果、良い方向にころぶとは限らないと思った」からです。

純正より太いケーブルなので悪くなるわけないだろうと思ってやった結果が散々だったので、そう考えるのも当然かなと思います。

「電源タップの交換」ですが、サージ機能が付いたエコタップが欲しいというのが発端んで「AT-NF508」を購入しました。

AT-NF508

「audio-technica トリプルノイズフィルタータップ AT-NF508」については以下の記事に少しだけですが記述があります。

これを使うと低音が弱くなります。
良い言い方をするなら「低音が締まる」となります。

僕自身は低音が締まっている方が好みなので、これをベースとして音作りをしています。
20年経った今でもこのタップを使用しています。
(予備も持っています)

『電源回りって結構簡単に音が変わっちゃうんですよ』というのが僕の経験則です。

USBケーブル

こちらは僕も理解が追い付かない不可解な現象となります。

VSX-S520

これはAVアンプである「パイオニア VSX-S520」と「USB HDD」との接続に使用されている「USBケーブル」のおはなしです。

音質改善のためにケーブルを交換したのではなくて、ちょうど良い長さのものに変更したかったというだけのものでした。

VSX-S520には音楽ファイル(MP3,FLACなど)を再生する機能が搭載されています。
USBメモリに音楽ファイルを入れてVSX-S520に接続するだけで準備完了です。

USB接続する機器は、Windowsで使用できる極一般的なUSB HDDを使用しています。

USB HDD

USB HDD側には特別な機能は付いていなく、ただのファイルの保存場所でしかありません。
再生機能はVSX-S520に付いているので、USB HDDからはファイルを読み込んでいるだけです。

同じファイルを開いているなら、USBケーブルが変わろうとも同じデータをVSX-S520に読み込んでいるはずです。

同じデータを再生しているのだから音が変わるはずがない…ですよね。

データの転送にアナログ的要素は一切含まれません。
これで音が変わるのはおかしいよとなりますし、こんなことで音が変わってもらっては困るというレベルです。

データ的なエラーは発生していないと思われます。
デジタルデータとして受け取っているので、整合性が取れなければまともに再生できるとは思えないからです。

CDのようにエラー訂正が無い状態でデータを垂れ流しているのであれば途切れ途切れでも再生できるでしょう。(音飛びしながらも再生が続くというのはよくあることですよね)
しかし、再生に使用しているFLACファイルは圧縮されたファイルです。

ファイルを読み込んで復元しないと再生できないものなのです。
つまり同じデータを受け取っておきながら再生音が違うという状況です。

あり得ないですよね。
信じられるわけがない。

USBケーブル

一応、端子が金メッキされている高品質ケーブルではあるのですが、この程度で再生環境に影響を与えるとは考えられない…

本音のところで言うと、こんなことで音が変わっては欲しくはないです。
だって、こんなどうでもいいところでもケーブルに気を使わなくてはならなくなってしまったから。
結果として音が良くなるのは嬉しいけど、音が変わるということは必ずしも喜ぶべきこととは言えないです。

本当に音の違いを聞き分けられるのか?

ケーブルを換えても音は変わらない派の方々がもっとも疑問に思うことではないでしょうか?
でも、ある程度の条件がそろえば多くの方が音の違いを実感できるのではないかと思います。

音の変化を捉えようとするなら比較対象が明確でなければなりません。
同時に音を鳴らすことはできませんし、瞬時に切り替えながら聴き比べができる環境はまずありえません。
一方の音は記憶に頼るしかないのです。
つまり比較対象をしっかり記憶するということが必要になります。

記憶するのに簡単な方法は同じ環境で同じ音楽を聴き続けることです。
どれくらいの時間が必要かを明言するのは難しいですが、頭の中で再生できるくらいまでになっていればいいかなと思います。

十分記憶できた状態でケーブルを換えてみると「アレ?」って思う瞬間があるかもしれません。
何も感じなけば音の変化は無かったのでしょう。

僕は頻繁にオーディオ環境の変更はしないので、必然的に音の記憶に適した状況になります。
(過去には頻繁に環境を変えている時期もありましたが)
おまけに同じCDをかなりの頻度で聴いているので、これで音の記憶の条件がそろいます。

笠原弘子さんのアルバム「スローガラスの輝き」

Myリファレンスディスクの話はこちら↓


機材をとっかえひっかえしちゃうと記憶しきれないので音の違いを詳細に感じ取ることは僕にとっては難しいです。
とっかえひっかえした場合、仮に音の違いを認識できたとしても、どちらの音がより良い音かという判断は難易度が高いです。

長いこと同じ環境で聴いていると「良くなった、悪くなった」も感じることもできるようになります。まぁ、これは自分で判定するだけなので好きな方を選択すれば良いだけのことですが。

逆に「変わらない派」の方達に対しての疑問なのですが…

『ケーブル交換を伴うようなオーディオを利用することはあるのか?』ということです。
変わらない派の方達の論調って「科学的,論理的にあり得ない」というものが多い気がします。

音楽を聴く今どきのスタイルってスマホ&ワイヤレスイヤホンだと思うのですが、となるとケーブル交換をする余地はありません。

音が変わる、変わらない派の最大の違いは「音が変わる経験をしたか否か」だと思うのです。
そもそもケーブル交換をすることが無ければ経験しようがないとなりますよね。

オーディオを長く扱っていると意図せず音が変わってしまう現象に遭遇することは珍しいことではなかったりします。
オーディオの設置場所を変えるために延長コードを長くしたら音が変わってしまったみたいな。

ケーブル交換をすることがなければ…そもそもシステムオーディオ(セパレートオーディオ)などを扱うことが無ければ経験することは難しいと思われます。

また、変わる派の人たちは基本的に試聴環境をさらしています。
こんな機材とケーブルでと…

でも変わらないというオーディオってなかなか見つからない。
オーディオが趣味の方で音が変わらないオーディオセットを持っている人がいると良いのですが。

もし環境に左右されないオーディオがあるとしたら、それってオーディオ界隈では称賛されるべき製品なのではないかと思います。

変わってしまうから苦労しているんだから(楽しんでいるとも言える)。
だからそういうオーディオセット,技術があるなら知りたいところです。

最後に

7年ぶりにAVアンプを交換して音が良くなったなぁ(音の分離が素晴らしい)と感じた事をきっかに、僕みたいな「素人でも音の違いを感じ取ることができるよ」という気持ちでこの記事を書きました。
ケーブルで音が変わるかどうかは実は本題ではなかったりします。

「音は変わらない派」の人の中には音場を機械的に測定して、音が変わらない根拠としている方もいらっしゃいます。
そういった方々に「音を聴きましょうよ」という気持ちもあったりなかったり…

冒頭にも書きましたが「ケーブルを交換しても音は変わらない」というのも真実です。
だって、僕自身も変わらないな(変わったことが分からない場合も含む)と思うことがあるからです。
その変わらないという場面だけを見てきた人(聴いてきた人)には「変わらない」というのが真実となるでしょう。

「ケーブルを交換すると音は変わる(場合もある)」は、あくまでも僕にとっての真実です。

だから今後、新しい真実に目覚めるやもしれません。
もしかしたら新たな経験により「音は変わらない」となるかもしれません。

どれだけ交換しようとも違いを感じ取ることができなければそうなるでしょうし、そういうオーディオ技術が生まれてくるかもしれません。

「ケーブルを交換すると音は変わります」
事実は1つ、真実は人それぞれ!

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