太陽光発電 電圧上昇抑制とトランス交換

2012年7月に太陽光発電を設置しましたが、電圧上昇抑制に悩まされました。完全に0にはならなかったものの、業者さんの尽力により問題ないレベルまで減らすことができました。5年近く前のことですが当時を思い出して書いてみます。

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電圧上昇抑制

電気を売るためには、電線に向かって逆向きに電気を流さなければなりません。つまり家から電柱に向かって流すということです。

電気は電圧の高い方から低い方へ流れるので、電柱よりも家(パワーコンディショナー)の電圧の方が高くなくてはなりません。パワーコンディショナーが電圧を調整しながら電気を送り出してくれるのですが、電柱側の電圧が高くなってしまうと送り出せなくなってしまいます。

送り出せなくなったらパワーコンディショナー側の電圧を上げれば解決するのですが、上げ続けることはできません。

法律(電気事業法)では「101Vの上下6Vを超えない値で維持する」となっているため、107Vを超えるわけにはいかないのです。(実際はもう少し複雑な取り決めがあります。)

上限まで来てしまったときにパワーコンディショナーが出力を落とします。これが電圧上昇抑制です。

影響としては、発電した電力を売ることができないということです。

電圧上昇抑制が発生する要因はいくつかあるのですが、専門的な知識がないと正しく語れないのでここでは割愛します。

出力制御とは違うのでご注意ください。電圧上昇抑制はどの家庭のシステムでも起こりうる問題です。

電圧上昇抑制のチェック

最近、太陽光発電の記事を書いたので電圧上昇抑制のことも思い出しました。一時期は毎日どれだけ抑制が発生しているかチェックしていましたがすっかり忘れていました。

パナソニックのパワーコンディショナーは、積算表示ボタンを長押し(5秒程度)することで累積抑制時間が表示されます。

太陽光発電 電圧上昇抑制

これは2017年5月14日に撮ったものです。2215とありますがこれは単位が分なので、系統連係開始から累計2215分間の電圧上昇抑制が発生していたということです。

電圧上昇抑制の対策をするために調査していた記録を調べてみたところ、一番最後は2012年の8月22日のものでした。1271分でした。

2012年8月22日からおよそ5年で1000分増えたということですね。

抑制が発生するとパワーコンディショナーの抑制LEDが点灯するともに、発電量の数値がぐんぐん減っていきます。しばらくするとLEDが消えて発電量も戻っていきます。天気が良い日にこれを何度も見るととてもがっかりします。

当時の記録と対策

系統連係開始は2012年7月14日です。すぐにおかしいなと気付いて毎日パワーコンディショナーの数値をチェックするようになりました。

 日付抑制(分) 備考
7月17日230
7月18日198
7月19日154パワコン調整
7月20日13
7月21日4
7月22日16
7月23日59
7月24日139
7月25日99トランス交換
7月26日8
7月27日10
7月28日0
7月29日14
7月30日6
7月31日12業者より連絡
8月1日4
8月2日5
8月3日7
8月4日7
8月5日9
8月6日3
8月7日10
8月8日5
8月9日7
8月10日2
8月11日0
8月12日2
8月13日1
8月14日0
8月15日1
8月16日7
8月17日11
8月18日4
8月19日4
8月20日7
8月21日0
8月22日6

チェックし始めてすぐにパワーコンディショナーの調整をしてもらえました。上限を少し上げるという対策です。

7月19日以降、いくらか改善したようにも見えますが、これはその日の天候にもよるのでなんとも言えないところです。

7月26日から大幅に抑制時間が減っています。31日に業者から連絡をもらうまで知りませんでしたが、25日にトランスが交換されていました。

31日の業者からので電話では、トランスを交換したこと、これ以上手の打ちようがないという説明を受けました。

まだ抑制が起きているので念のため計測器を設置することも聞きました。

電圧上昇抑制 計測器

黄色の小包が計測器です。計測したところで手の打ちようがないということなので意味はありませんが、精一杯のことをしてもらえたので嬉しかったですね。


今考えるとスピードといい手厚い対応ですね。トランス交換までがこんなにもあっさりと進むなんて。さすが大手。太陽光発電ブームで伸び盛りの時期だったので、1家1家の評判が大切だったのもあるかも知れません。

 

トランス交換後は5年で1000分なので1年で200分。1日200分から大きく改善しました。せっかく発電した電気、少しでも売りたいのが人情です。

 

太陽光発電
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