危険物取扱者乙種4類(乙4)を最小限の勉強で合格する方法「おすすめテキスト」

危険物乙4に合格しました。

危険物を取り扱う仕事をしているわけではないので、危険物の知識はまったくありませんでした。でも1冊の本との出会いで、大きな苦労もなく合格することができました。

この記事では本の紹介と合格までの勉強方法をまとめています。

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10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格

乙4合格に大きく貢献してくれたのがこちらの書籍です。

10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)

10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)

日々の勉強記録とともに、この本がどのように有効だったのかを解説します。

同じ本を使っても勉強に必要な時間は人それぞれだと思います。ですので、ここでの最小限の勉強というのは、時間ではなく内容量(記憶すべきこと)のことを言います。

以下本文にて『本書』と記載されている場合は、「10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)」のことを指します。

乙4の試験概要

まずは、乙4の試験について簡単にまとめておきます。

乙種危険物の試験科目は3つに分かれていて、それぞれに問題数が設定されています。

試験科目と問題数

1.危険物に関する法令:15問

2.基礎的な物理学及び基礎的な化学:10問

3.危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問

合計35問

合格基準

試験科目ごとの成績が、それぞれ60%以上であるが合格の条件です。

35問中30問正解したとしても、「基礎的な物理学及び基礎的な化学」で5問間違えていたらアウトということです。

得意な科目を作ることよりも、苦手な科目を無くすことが重要です。

学習方法

『何回も本を読む』を基本の勉強法とします。

1回でじっくり読んで覚えるのではなく、何回も繰り返し読んで覚える戦法です。

試験日は5月27日で、勉強を開始したの(本を購入した)が4月15日です。試験までに日にちが十分あるからできる戦法かもしれません。

本の内容

10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)

第1章 危険物の性質と消火
第2章 基礎物理・化学
第3章 危険物の関連法令1 資格と制度
第4章 危険物の関連法令2 技術基準
第5章 繰り返し出る問題だけを厳選!「必須問題130選」
第6章 実力アップ「模擬テスト」

6章になっていますが、10日間で合格するとうたっていることもあって、1~10日間までのパートにわかれています。

各日の内容は以下の通りです。

1日目 「危険物の性質と消火」の解説

2日目 「危険物の性質と消火」の演習問題

3日目 「基礎物理・化学」の解説

4日目 「基礎物理・化学」の演習問題

5日目 「危険物の関連法令1 資格と制度」の解説

6日目 「危険物の関連法令1 資格と制度」の演習問題

7日目 「危険物の関連法令2 技術基準」の解説

8日目 「危険物の関連法令2 技術基準」の演習問題

9日目 「必須問題130選」

10日目 「模擬テスト」

解説演習問題の繰り返しです。

10日間のパートと言いつつも、2,4,6,8,9,10日は問題集なので覚えるべき内容は、たったの1,3,5,7日分しかありません。

実際、読んでみると「覚えること少ない」って感じると思います。と同時に、これだけで本当に受かるのと思ってしまうかも知れません。

学習の記録

4月16日 1回目読み始め

意気揚々と読み始めるものの、まったく分かりません。でも無理に覚えようとせず、とにかく読み進めることにしました。

8日目までを読み終えて1回目終了としました。(「必須問題130選」と「模擬テスト」はやっていません)

勉強には会社の空き時間を使っています。出社してから始業までの30分、昼休みに30分の計1時間が1日の勉強時間です。

休日はサボりです。

その状態で読み終えるまでに1週間でした。

1回目を読み終えた感想は...
・びっくりするほど覚える内容が少ない
・解説のあとすぐに演習問題があるので、いくらかは答えられる。
・演習問題の右ページに回答が掲載されているので確認しやすい。

嫌にならずに読むことができたので、この本いいんじゃないかと思いました。

おかげで2回目を読む気になりました。

4月23日 2回目読み始め

1回目に比べてずいぶん読みやすく感じました。

少し知っていることがあるので、1回目より深く読むこともできます。分からないことがあれば、ちょっと戻ってみたり。

でも、理解しきれないところは飛ばして読み進めます。

やはり土日はサボってしまいましたが、4月30日に8日目までを読み終えました。

今回は9日目「必須問題130選」にも挑戦。

ゴールデンウィーク中はサボりつつ、5月7日に130問を終えました。

ひっかけ的な問題が多いです。問題をよく読むと分かるはずなんだけど、ひっかかってしまいます。

それと同時に難しそうでも、一部だけ分かっていれば答えられるものも多いなと感じました。

小難しく問題が書いてあっても、「xxは第一石油類だから引火点は21度未満」など、それだけを知っていれば答えられたりします。

10日目「模擬テスト」は飛ばします。

5月7日 3回目読み始め

覚えていることが多くなってきて、すらすら読めるようになりました。

5月11日 8日目まで読み終わり。早っ!

続けて9日目「必須問題130選」に挑戦です。

土日はサボりです...

5月14日に「必須問題130選」終わりました。

いろいろスピードが速くなってきましたよ。

5月15日 「模擬テスト」に挑戦

満を持して10日目「模擬テスト」に挑戦です。

結果は、23/35点でした...

思ったよりも点数が取れませんでした。

理由として

1.問題の読み間違え

「誤りを選択」と書いてあるのに早とちりした。

2.本書の中で解説されていない問題が出た

模擬テストにはあえて本書で説明していない問題を含ませているそうです。

本番でもあり得るので、もしそうなっても取り乱さず6割を取るための練習です。

ネットの過去問に挑戦

次いでWebサイト(ぜんせきWeb)で公開されている過去問にも挑戦してみました。

5回まで無料で受けられます。

とりあえず1回やってみたら、30点でした。

5月16日 4回目読み始め

理解できているページ、練習問題は飛ばします。

かなり記憶できてきたので、気になるページに付箋を貼るなどして、必要に応じて本書を読むようにしてました。

5月23日 「模擬テスト」2回目

10日目「模擬テスト」に再挑戦です。

34点でした。

理解度も高まってきているし、テスト内容自体もある程度覚えているので、34点は当たり前の結果かもしれません。

5月25日 「過去に出題された問題」に挑戦

一般財団法人消防試験研究センターのサイトに掲載されている「過去に出題された問題」に挑戦です。

過去に出題された問題|一般財団法人消防試験研究センター

そこそこ分かったものの、[問 17]と[問 21]にはまったく手も足も出ずでした。

どちらも科学の問題で、[問 17]はmol、[問 21]は燃焼熱,生成熱を扱ったものです。本書では触れていない内容なので、高校などで習っていないと難しいです。

問題を転載します。

危険物乙4 過去に出された問題 問17

危険物乙4 過去に出された問題 問21

17問‐乙4公式過去問解説

21問‐乙4公式過去問解説

↑こちらのサイトで勉強させていただきました。

問17の方は簡単なので、ぜひ覚えておきましょう。

問22はちょっと難しいです。

回答が選択式なので、アレコレ計算してそれっぽい数値が出せれば良いなくらいの感覚ですませました。

こんな計算問題は2問以上出ないでしょうから、諦めるのもありでしょう。

5月26日 試験前日

スマホアプリで記憶確認をしました。

もうジタバタしても仕方がない。試験前日だというのに落ち着いたものでした。

5月27日 乙4試験

「暗記ノート」をお守り代わりに持っていきました。

本書に載っていない問題が3問出ました。科目がばらけていたのが幸いです。

6月13日 合格発表

一般財団法人消防試験研究センターのサイトに合格者の受験番号が掲載されました。

自分の受験番号を見つけてひと安心です。

その後、ハガキにて合格通知が届きました。

科目別の正解率は、法令( 93%),物理・科学( 80%),性質・消化(100%)でした。

学習のまとめ

学習の記録を大雑把にまとめるとこんな感じでしょうか。

1.本書の1日目~8日目までを2回読む。

2.9日目「必須問題130選」

3.本書の1日目~8日目までを読む。

4.9日目「必須問題130選」

5.10日目「模擬テスト」

6.ネットで過去問題

1日の勉強時間は朝30分、昼30分としていましたが、昼はやらないことも多かったため、述べ勉強時間は15時間程度と思われます。

「ある程度理解したら過去問に取り組む」と言うのが近道な気がします。

本書を利用するのであれば、2回目を読み終えた後に、練習問題に取り組むのが良いと思います。答えが分からなかったとしても、出題傾向を知っておくことで先の勉強がはかどります。

問題に慣れておくことは大切です。

危険物というより、「いやらしい日本語の問題」と感じるようなものが多く見られます。落ち着いて最後まで問題を読んで、解く練習をしっかりしておきましょう。

本書を利用する上での注意

本書の内容はあくまでも試験対策に絞られています。「この本に載っていることをひと通り覚えれば6割は取れるでしょう」という考え方で作られていると感じます。

例えば...

17ページに『水に溶ける第4類危険物は、アの付くもの・酸化プロピレン・酢酸などがある』と記載されています。

アの付くものとして、「アセトアルデヒド」,「アルコール類」,「アセトン」が紹介されています。

アの付く第4類危険物にはアニリンもありますが、これは水に溶けません。アニリンが試験問題に出題される可能性が低いから触れていないのだと思われます。

こういった割り切りのおかげか覚えるべきことがものすごく少ないです。(これはもろ刃の剣でもありますが)

さらに詳しい参考書で勉強するという手もありますが、本書で基本を学んだあとは過去問に取り組むことをおすすめします。

それで合格圏内に入れるはずです。

Amazonの評価にも合格者の声が掲載されています。

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