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シャープ 電子辞書 Brain PW-SH5 【2018年、高校生モデル】

PW-SH5 学習スタイル

シャープの電子辞書 Brainシリーズの2018年モデルが発売になります。Brainは昨年フルモデルチェンジされました。今年は大きな変化は見られませんが、より熟成された製品となっているようです。

特に高校生モデルの「PW-SH5」は大幅にコンテンツが追加されました。

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シャープ 電子辞書「Brainシリーズ」

Brainシリーズは以下のように、年代,用途別に製品ランナップされています。

  • PW-SB5/大学生・ビジネスモデル
  • PW-SA5/生活・教養モデル
  • PW-SH5/高校生モデル
  • PW-SJ5/中学生モデル
  • PW-NA1/コンパクト

中でも注目は高校生モデル。高校入学で、初めて電子辞書を購入するタイミングになる人が多いのではないでしょうか。(うちの娘も高校入学に合わせて購入しました)

そのため高校生モデルは各社気合いが入っています。もちろんBrainのPW-SH5もコンテンツが充実したモデルとなっています。

2017年モデルのPW-SH4と比較しながら、PW-SH5の良くなった点を見ていきましょう。

ハード(本体)の比較

外観

まずは外観から。

PW-SH5

 

PW-SH4

ぱっと見、区別がつきません。PW-SH4のときにフルモデルチェンジしているので、今回はマイナーチェンジといったところですね。

それでも、細部はブラッシュアップされています。

 

もちろんキーボードを折りたたんで、スマホのような見た目の「学習スタイル」にもなります。ペンタッチで学習も捗りますね。

PW-SH5 学習スタイル

スペック

PW-SH5のスペックを見ながら、昨年モデルのPW-SH4との違いを確認していきます。

Brain PW-SH5  スペック
画面 5.5型WVGA+カラー液晶
(854×480ドット)
タッチパネル対応
外形寸法 152.4mm×96.5mm×17.9mm~18.4mm
質量 約270g(充電池・タッチペン含む)
本体メモリー容量 約500MB(空き、約498MB)
電源 リチウムイオン充電池
使用時間 約120時間~約60時間

PW-SH4から変わったところを青字にしました。

まず、PW-SH5はPW-SH4より20g(グラム)軽くなりました。

にもかかわらずバッテリーの持ちが良くなってます。PW-SH4は約100時間~50時間でした。

液晶画面、外形寸法に違いはないのに、どういうことでしょう?

劇的な差ではないものの、改善してきていることは好感できます。

キーボード

PW-SH5のキーボード

PW-SH4のキーボード

キーボードのフォントサイズを125%に拡大したそうです。(キーに印字されている文字が大きくなったということです。キーのサイズはPW-SH4と同じです。)

また、PW-SH5にはHOMEボタンがありません。(理由は次の「調べるHOME」に記載しまう)

トップ画面(メニュー画面)

トップ画面が大きく変わりました。

調べるHOME

HOME画面で直接検索できるようになりました。

PW-SH5 調べるHOME(画面)

起動してすぐに、検索文字入力できる「調べるHOME」
調べるスタイルでは、「調べるHOME」画面で文字を入力して、そのまま検索開始できます。検索するコンテンツを意識することなく、画面タッチで切り替えて、すばやく調べられます。見出し語をキープさせたまま検索方法を移行できるので直感的に調べられます。

 

PW-SH4では、HOME画面では検索をすることができず、「調べる」を押して検索画面に切り替える必要がありました。そのため「HOME」ボタンと「調べる」ボタンがそれぞれ付いていました。

 

PW-SH5は『HOME画面 = 検索画面』なため、「HOME」ボタンが不要となり「調べる」ボタンが一番押しやすい左上に設置されたのです。

ちょっとした改善ですが、よりストレス無く使えるようになりそうです。

コンテンツの比較

コンテンツ数

コンテンツ数はPW-SH4の175に対して、PW-SH5は215と大幅に増えています。

内訳は以下の通りです。

PW-SH5 PW-SH4
国語 41 33
英語 134 102
旅行 9 9
学習 21 23
教養 10 3
合計 215 175

英語コンテンツが強化ぶりがすごいです。英検の過去問題集、センター試験英語リスニング問題が充実しています。

特にリスニング問題は音声が流れる電子辞書にはもってこいのコンテンツです。音声プレーヤーと問題集を用意しなくても、Brain一台あればどこでも学習できちゃいます。

主要コンテンツ

コンテンツ数が多いのはもちろん良いことですが大切なのは、必要な「辞書」「辞典」がそろっているかどうかです。

主要なコンテンツを比較してみます。

タイトル SH5 SH4
コンテンツ数 215 170
三省堂 スーパー大辞林 3.0
新明解国語辞典 第七版
明鏡国語辞典 第二版
日本語大シソーラス 類語検索大辞典
日本語コロケーション辞典
「現代用語の基礎知識」カタカナ外来語略語辞典
(2018)

(2017)
三省堂 反対語便覧 新装版
四字熟語辞典
故事ことわざ辞典
新漢語林 第二版
旺文社 古語辞典 第十版
旺文社 全訳古語辞典 第四版
古語林 古典文学事典
ジーニアス英和辞典 第5版
ジーニアス和英辞典 第3版
ベーシックジーニアス英和辞典
オーレックス英和辞典 第2版
(新装版)
オーレックス和英辞典
(2版)
ウィズダム英和辞典 第3版
ウィズダム和英辞典 第2版
英語類語使い分け辞典
カタカナで引ける英和辞典
オックスフォード現代英英辞典(第9版)
ロングマン現代英英辞典 6訂版
クラウン総合英語 第2版
徹底例解 ロイヤル英文法 改訂新版
音声付き英会話※
英文手紙用例辞典
使ってトクする英語 損する英語
ABOUT ME ~2nd Edition~英語でスラスラ自分のことが言える本
旺文社 日本史事典 三訂版
旺文社 世界史事典 三訂版
ブリタニカ国際大百科事典
(改訂)
冠婚葬祭マナー事典
手紙文例集
旺文社 生物事典
(五訂版)
旺文社 物理事典
旺文社 化学事典
山川 日本史小辞典(新版)
山川 世界史小辞典(改訂新版)

PW-SH5では一部コンテンツが刷新されています。とはいえ、辞書としての利用であれば2017年モデルのPW-SH4でも何の問題もありません。

まとめ

グッド
・215コンテンツ+60動画+3000以上文学作品
・20g軽量化
・バッテリー持続時間「100時間→120時間」
・高画質カラー液晶
・USBで簡単充電(スマホ感覚)

PW-SH4の時点でもすごく良くできた電子辞書でしたが、PW-SH5はさらに長所を伸ばしてきたモデルです。

毎日に使う道具なので、ちょっとの差でも積み重なると大きな差になります。「やっぱりPW-SH5にしておけばよかったな」なんてことにはならないように、迷ったらこちらを選ぶべし!

PW-SH4はだめなの?

高校入学に合わせて電子辞書を買うと、基本的には3年間使うものになります。それを考えると、学習コンテンツの最新版にこだわる必要性はそれほど無いのかもしれません。

学校の授業で使うのはあくまでも辞書機能です。

PW-SH5とPW-SH4ではハード的な差が小さいので、価格差があれば型落ちのPW-SH4を選ぶのは十分ありです。

ただし、前述したように迷ったら「新しいPW-SH5」で。

その方が気持ちよく学習に取り組めますよ。

 


 

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