レトロゲーム機をゲーミングモニターに接続するためRetroScaler2xを購入しました。
RetroScaler2xはビデオ(コンポジット)入力,コンポーネント入力をHDMI出力にコンバートしてくれる機器です。
RetroScaler2x

付属品

・RetroScaler2x本体
・電源用USBケーブル(Micro-B)
・説明書
このセットには電源アダプターが付属していません。
スマホ等の余っているアダプターで良いと思いますが、出力が弱いものだと動作が安定しない可能性があります。
動作がおかしいなと感じたらアダプターを換えて試してみましょう。
RetroScaler2xの外観
ビデオ,S端子,コンポーネント入力があります。
音声入力は共通となっているため1組しか付いていません。
レトロゲーム機と接続します。


HDMI出力端子
ゲーミングモニターに接続します。

電源スイッチ

接続イメージ
ビデオ入力を利用した接続イメージです。

本体上面のボタンは...
・INPUT SELECT
入力の切り替えを行います。
ボタンを押すごとに「ビデオ入力」→「S端子入力」→「コンポーネント入力」の順に切り替わります。本体のLED(CVBS,SVIDEO,YPBPR)で現在の入力信号が分かるようになっています。
・SMOOTHING MODE
画像処理モードの変更ができます。
「無変換」「ライン2倍表示」「ライン2倍+フィルター」の3モードが用意されています。
モニターによっては無変換モードだと映らないという情報もあるようです。
こちらもLED(2X,FIL)でどのモードになっているか分かるようになっています。
表示テスト
モニターは「BenQ ZOWIE XL2411K」を使用します。
映像出力機器(ゲーム機)は「PS2」です。
最初に...
モニターの設定を確認します。
PS2のゲームは一部ワイドモニターに対応していますが、大半はスクエア(4:3)対応で作られています。
テストに使用するリッジレーサーVも4:3なのでモニターの設定を変更しました。

「画面モード」を「縦横比」に設定しました。
ワイド対応のゲームをプレイする際は「全画面」で良いかと思います。
ビデオ入力(コンポジット)でのテスト


全体的にぼやけた感じになっています。
コンポーネント入力でのテスト


当然ですがコンポジットよりは良いです。
充分使用に耐えると思います。
REGZAでの表示テスト
テスト中にビデオ入力って、こんなに画質悪かったかなぁ?
と感じたのでREGZAでも同様のテストをしてみました。
ビデオ入力(コンポジット)でのテスト

REGZAのコンポーネント入力

これらの画像だとREGZAの方が画質が良く見えますが、実物は似たり寄ったりですね。
というより、コンポジットはどちらもあまり実用的な画質ではなく、コンポーネントはどちらも使えそうな画質という印象なので...
コンポジットは表示できるだけでOKという感じです。
昔は普通にコンポジットも使っていたのですが、贅沢になってしまったものです...
まとめ
いくらかゲームをプレイしてみましたが、RetroScaler2xは遅延が無い(遅延が少ない)というのが売りの製品だけあって問題なく遊べました。
僕が使用する機器はPS2とWiiで、どちらもD端子(コンポーネント)で接続するので画質的にも問題ないというところです。
ちなみにPS2もWiiもD端子ケーブルしか持っていないので変換ケーブルを使用しています。

こういったものはいつまで販売されているか分からないので、どこかのタイミングでキープしておいた方が良いかもしれませんね。
D端子やS端子が付いていないテレビも増えてきましたし。
コメント