百人一首が欲しいと息子が言い出したので、競技用百人一首の取札のみを購入しました。読札とセットだと5千円を超えてしまうので躊躇したと思うけど、必要なのは取札だけなので半値で済ませることができました。
お遊びだから、そんなにいいものを買わなくても...とも思ったのですが、息子の中学で開催された「校内百人一首大会」で、入賞して賞状を貰ってきたのでご褒美を兼ねて選びました。
任天堂 百人一首
トランプ、花札などカードゲームと言えば任天堂、百人一首も任天堂でしょ?...と調べてみたところありました。
現在の任天堂の百人一首のラインナップは次の3つのようです。
- 任天堂 百人一首 舞扇
- 任天堂 百人一首 平安
- 任天堂 百人一首 嵐山 (朗詠CD付)
もっとも価格が安いのが舞扇で1,200円ほど、嵐山が一番高価で3,500円ほどです。平安は2,600円くらいで、舞扇に比べて札の仕上げが良くなっています。(任天堂HPの説明を読むと、平安は側面も緑色に塗装してあるようです。)
嵐山の札は舞扇と同じと記載されています。高価なのは朗詠CD付が付属しているからですね。
Amazonのレビューでは舞扇の評判がすこぶる良いです。
出しても二千円くらいまでかなと考えていたので、千円ちょっとだし評判も良いのでこれに決めようとしていました。
でも『ちはやふる』の影響もあって(ミーハー)、競技用も気になります。
競技用百人一首
任天堂製の競技用も見つかりました。でも任天堂の製品ページに「競技用」は掲載されていません。現行製品ではないのかもしれませんね。
競技用百人一首についてもう少し調べてみます。
大石天狗堂 標準百人一首
現在、競技用は「大石天狗堂」作っているようで、「標準百人一首」がそれに当たります。
大石天狗堂 標準百人一首
百人一首競技用のかるた。
(社)全日本かるた協会公認 。競技かるた日本一を決める名人・クイーン戦をはじめ全国のかるた協会で使用されています。
名人・クイーン戦で使われているものだそうで正真正銘の本物です。
そしてサイトには
当店は社団法人全日本かるた協会が唯一公認している競技用百人一首を製造しております。
とも書かれているので、これを買っておけば間違いないということですね。
「標準百人一首」は読札と取札が別々で販売されていて、それぞれ定価2,700円(税込)です。
読札
取札
裏貼り仕上げ
大石天狗堂のサイトをみたことで、競技用は「裏貼り仕上げ」になっていることが分かりました。
裏面は和紙を貼ることにより緑になっています。そして裏貼りすることで、札が少し反り丈夫で見た目も美しくなるとのことです。
低価格のものは厚紙1枚もので、裏面は印刷や塗装により緑色が再現されています。
仕上げが違うとなると、がぜん競技用が欲しくなります。
でも、予算を倍以上もオーバー...
そうだ、取札だけ買えばいいんだ!
読手はアプリに任せて
取札だけ買ってどうするのか...
と思うでしょ?
でも読札、読みますか?
というより、ちゃんと読み上げられる自信がありません。
そこで、読手はスマホアプリに任せちゃいます。
我が家はAndroid版の「わらすもち」を使わせてもらっています。これめちゃくちゃいいですよ。Windows版もありますが、残念ながらiPhone版は無いそうです。
公式サイト わらすもち
歌を覚えるために読札を使うこともあると思いますが、それこそスマホアプリで代用してもよいかなと。
標準百人一首 取札
ということで、取札のみを購入しました。
箱
全日本かるた協会公認です。
内容
取札100枚と早取法が記載された説明書的なものが付属します。
取札
裏面です。
反ってるのが分かるでしょうか?
手触りがすごく良いです。
消耗品だし子供が使うものだから安いものでという考えもあるけど、これにして良かったです。気分も盛り上がるし、大切にしようという気にもなります。
事実、息子もすごく丁寧に扱っています。
遊ぶ時は遠慮せずガンガン使って欲しいですけどね。
取札・読札・朗読CDのセットもあります。
コメント