フロンティアのゲーミングPCを購入したのでレビューをしますが、この記事は「フロンティアのPCってこういうものですよ」というレビューだと思ってください。
ベンチマーク(性能評価)も少しはやりますがそこが主題ではありません。
フロンティアのPCを買おうかどうか迷っている人の助けになれば幸いです。
FRONTIER GHシリーズ(FRGH570/WS38C)
2021年10月のオータムセールにて購入しました。
購入したのはGHシリーズです。
以下は注文時の明細です。
1.FRGH570/WS38C i9-11900F/16GB/1TB NVMe SSD/RTX3080【 PCケース 】 [黒色ケース]
【 OS 】 Windows(R) 10 Home 64bit版 [正規版]
【 CPU 】 インテル Core i9-11900 プロセッサー (2.50GHz [最大5.20GHz] / 8コア / 16スレッド / 16MBキャッシュ / TDP 65W)
【 CPUクーラー 】 標準CPUクーラー
【 CPUグリス 】 標準CPUグリス
【 メモリ 】 16GB(8GB×2) PC4-25600(DDR4-3200) DDR4 SDRAM
【 M.2 SSD / NVMe SSD 】 【NVMe SSD】1TB SSD
【 M.2 SSD / NVMe SSD(2枚目) 】 M.2 SSD無し
【 ハードディスク/SSD 】 ハードディスク/SSD無し
【 増設ハードディスク (2台目) 】 増設HDD無し
【 パーティション分割 】 パーティション分割 無し
【 光学ドライブ 】 光学ドライブ無し
【 グラフィック 】 NVIDIA(R) GeForce RTX(TM) 3080 10GB【HDMI2.1 x1 / DisplayPort1.4a x3】
【 マザーボード 】 【ASRock製】インテル(R) H570 チップセット搭載マザーボード
【 電源ユニット 】 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様)
【 添付品 】 Windows(R)インストールディスク(DSP版)、製品保証書、ユーザーズマニュアル、電源ケーブル
【 保証メニュー 】 1年間センドバック保証
【 PCリサイクル 】 PCリサイクル対応
価格:\264,800 × 数量:1 = 合計:\264,800
※お支払い金額は、下記の[注文金額合計]となります。
————————————————–
【お買上金額】
[商品金額] \264,800
[送料] \3,300
[手数料] \0
[注文金額合計] \268,100
ベースのモデルは「i9-11900F」ですが「i9-11900」に変更しています。
変更前の商品金額は、259,800円です。
金額は税込みです。
コロナにより半導体不足が叫ばれる中においては、安いほうだと思います。
注文の段階では、ビデオカード,SSD,メモリは型番どころかメーカー名すらわかりません。
マザーボードだけはGHシリーズの製品ページに記載されているので事前に「ASRock H570 Phantom Gaming4」だということはわかっていました。
FRONTIER GHシリーズ開封
大きな段ボール箱で届きました。
開けます。
オプションを何も付けていないのでガランとしています。
本体です。
緩衝材の厚みも十分で、梱包の状態は良いです。
FRONTIER GHシリーズ 本体画像
まずは正面と背面です。
全身真っ黒です。
側面です。
こちらはガラス(アクリル板?)になっていて内部が見えるようになっています。
開封直後の写真なので、ガラスの保護シートと内部には緩衝材が残っています。
反対側はただの鉄板なので画像は省略します。
背面端子部です。
HDMIポートとディスプレイポートは、間違えて接続しないようにふさがれています。
USB3.2、USB Type-Cポートも付いています。
次は内部です。
裏配線なのでスッキリしています。
CPUクーラーはオプションで変更できたのですが、自分で水冷にするなど後で交換すればいいやと思い標準のものを選択しています。
ですのでCPUクーラーしょぼいです。
交換は難しいことではないのですが、メーカー保証期間中はさわらない方がいいのかなと思うので1年間はこのまま我慢です。
1年我慢するくらいならCPUクーラー変更しておけばよかったかなとも思っています。
ケースファンは全面に2個、背面に1個付いているので必要十分かと。
電源ユニットは底面で隔離されているので、熱処理的にも問題ないと思います。
裏側です。
配線の処理も悪くないと思います。
ただ、余ったケーブルが底面に押し込められています。
3.5インチベイが2スロットあるのですが、1スロットは配線が邪魔して使えないかも。
LGの液晶テレビ49NANO86JNAを接続してWindows10のセットアップをしました。
滞りなく完了しました。
ちなみにPC起動中はケースが光ります。
光るのはここだけですので、内部を光らせたいのならパーツ交換が必要です。
FRONTIER GHシリーズ 付属品
付属品です。
付属品は購入するモデルによって違うようです。
ここで紹介しているモデルはセール品のため、ほぼなにも付いてきません。
でも必要なソフトウェアやドライバー,説明書はネットからダウンロードできるので困ることはないです。
初めてPCを購入する方は、キーボード,マウスは用意しておいてくださいね。
FRONTIER GHシリーズ 仕様
ということで期待半分、不安半分のなか届いたPCに使われていたパーツの詳細は以下の通りです。
フロンティア GHシリーズ(FRGH570/WS38C) | |
CPU | Intel Core i9-11900F(2.5Gh) |
メモリ | 16GB(8GB DDR4-3200 SDRAM x 2) |
SSD | Intel SSD 670P 1TB M.2 NVMe |
マザーボード | ASRock H570 Phantom Gaming4 |
ビデオカード | MSI GeForce RTX 3080 VENTUS 3X PLUS 10G OC LHR |
ATXケース | ECLIPSE P360A |
電源 | 850W電源(日本製コンデンサ・80PLUS GOLD) |
OS | Windows10 Home |
粗悪品が組み込まれているということは無かったので安心しました。
とくに可もなく不可もなくというところでしょうか。
FRONTIER GHシリーズ 初期インストールアプリ
次は初期インストールアプリについてです。
アプリの一覧を画像にしました。
デスクトップ上のアイコンは以下の通りです。
DELLやHPのようなメーカーオリジナルのアプリは、ほぼインストールされていません。
僕は余計なものは入れてほしくない派なのでこれで良いと思っています。
FRONTIER GHシリーズ 動作確認&ベンチマーク
既にさんざんベンチマークされてきた「Core i9-11900」と「RTX3080」なので、あらためてスコアを出したことろで大した意味はないのですがあえてやります。
なぜかと言うと、動作確認を兼ねているからです。
PCに負荷をかけて、途中で止まったりしないか、電源やファンから異音がしないかなどのチェックをします。
また、世の中に公表されているスコアと比較して、大きく劣っていることがないかもチェックします。
平均より大幅に低いスコアしか出ない場合は、なんらかの不具合を抱えている可能性があります。
ということで「CINEBENCH R23」を実施します。
CPU(Multi Core)が『10023pts』でCPU(Single Core)が『1587pts』でした。
ネットでCore i9-11900のスコアを調べてみたら、マルチで『15000pts』くらいは出るみたい...
参考 価格.com – 『Ryzen 5800Xに近い性能』 インテル Core i9 11900 BOX のクチコミ掲示板
『10023pts』て低すぎない?
と思ったけど電力制限解除してなかった。
電力制限を解除して「CINEBENCH R23」を再実行。
マルチが『13085pts』まで伸びました。
それでもまだ低い。
CPUクーラーがしょぼいのが原因と思われます。
でもこれくらい出ていればPCの不具合は無いと考えてよいでしょう。
次は3DMARK(Time Spy)です。
Time Spyの総合スコアは『16031』でした。
平均を超えたのでよしとします。
不具合チェックがしたいだけなので深く考えません。
電力制限解除の方法もここに書いておきます。
正直よくわかっていないという事情もありますが、「Base Freguency Boost」の設定変更のみで電力制限の解除を試みようと思います。
PCの電源を入れた直後、画面に「FRONTIR」の文字が表示されている間に、『F2』もしくは『Delete』キーを押すとUEFIセットアップユーティリティが起動します。
UEFI画面になったら、右上の「Advanced Mode」を選択します。
①「OC Tweaker」を選択します。
②「Base Freguency Boost」の「Auto」をクリックします。
一番下の「125W」を選択します。(搭載しているCPUによって上限は変わるかも)
この設定だけで、CPUベンチマークの結果が改善しました。
VGAステー
おおむね満足ですが、1点だけ気になることが...
RTX3080のことなのですが。
これだけ大きなビデオカードなので、重みに耐えられず歪んでしまうのではないでしょうか。
不安のまま使うのも嫌なのでVGAステイを取り付けることにします。
マグネット式なので取り付けは簡単です。
購入したのはこちらの製品です。
長尾製作所 VGAサポートステイSマグネット式 SS-NVGASTAY-S
まとめ
最後に説明書のダウンロード先などをまとめておきます。
ケースの「ECLIPSE P360A」のマニュアルは入手しておくべきです。
ASRock > H570 Phantom Gaming 4(マザーボード)
MSI GeForce RTX 3080 VENTUS 3X PLUS 10G OC LHR(ビデオカード)
価格的には結構奮発しました。
自作PCの方が安いのではないかとの考えもあるかと思いますが、実際にパーツをそろえるとそれほど安くならなかったりします。
また、RTX3080のような高価な製品を組み込んだのでリスク低減もしたいなと思いました。
ちゃんと動くものが届く、保証が1年あるという安心感です。
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