富士通 LIFEBOOK WU2/H1を買いました。
軽くてバッテリーが長持ちのノートパソコンが欲しくてWU2/H1を選択しました。
(他の理由としては、なるべく安いもの…)
期待通りだったところと、そうでもなかったところを踏まえつつレビューしてみます。
購入にあたって期待(希望)したこと
- 軽い(ただし画面が小さすぎるのはダメ)
- 10時間以上バッテリーが持つ
- 見た目が良い
- 安い
- 拡張性は最低限あれば良い(USB,有線LAN等)
PCの仕様を決定するにあたって必要な要件になるので、使用用途も軽く説明しておきます。
ひとことで言うなら「株のスクリーニング、チャートの確認がしたい」になります。
スマホでもある程度のことはできますが、株トレに使用している「TradingView」というツールがPCじゃないと使いにくいのです。
とは言えデスクトップPCを持っているので、それを使えば上記を達成することはできます。
株のチャートの確認は継続的に行わなければならないけど…毎日のことになるとデスクトップPCだと億劫になってしまうのです。
ノートPCがあればダイニングテーブルやリビングのソファーなどでもできます。
「いつでもどこでも気軽に使えるPCがあれば株で儲けられる(希望)」というのが購入動機となります。
LIFEBOOK WU2/H1の仕様
富士通WEB MARTで購入する場合はカスタマイズできます。
富士通 WEB MART以下の使用表は選択できる項目をリストにしてあります。
用途や予算に合わせたPCを作ることができます。
LIFEBOOK WU2/H1 | |
OS |
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CPU/メモリ |
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ストレージ |
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ディスプレイ | 14.0型ワイド WUXGA(1920×1200) ノングレア液晶 |
カラー |
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カメラ |
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バッテリー |
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拡張I/F | HDMI出力×1、USB Type-C×2、USB Type-A×2、有線LAN |
その他 | Wi-Fi 6E (2.4Gbps対応)、Bluetooth v5.1準拠、指紋センサー内蔵 |
サイズ | 横308.8×奥行209×高さ15.8~17.3mm |
質量 | <25Whバッテリ時>約768g <64Whバッテリ時>約878g ※ピクトブラックはそれぞれマイナス10g |
駆動時間 | <25Whバッテリ時> 動画再生時:約4.3時間、アイドル時:約10.5時間 <64Whバッテリ時> 動画再生時:約10.5時間、アイドル時:約28.5時間 ※JEITA3.0 |
OfficeソフトやACアダプタなどの選択もできますが、PC本体のスペックに影響するものではないので割愛します。
購入したスペック
以下の構成で購入しました。
(選択肢のある部分のみのスペック表となります)
ゆうぱぱが購入したWU2/H1の仕様 | |
OS | Windows 11 Home |
CPU/メモリ | Intel Core i3-1315U (6コア/8スレッド) / 8GBメモリ |
ストレージ | 約256GB SSD |
カラー | フロストグレー (かな表記なしキーボード) |
カメラ | プライバシーシャッター付 Webカメラ |
バッテリー | リチウムイオン 64Wh (大容量) |
ACアダプタ | ACアダプタ 45W(Type-C接続) ACアダプタ 65W(Type-C接続) |
仕様決定についての要点
価格を抑えるためにスペック的には最低限の選択をしています。
ですのでCPUはCore i3-1315Uです。
メモリは4GBでは使い物にならないので8GBとしました。
使用用途からすればブラウザ(Chrom)がスムーズに動けばよいのでこれで十分かなと。
エクセルやワードくらいなら普通に使えますし。
※10年先とかは見据えてません。
もしCore i5-1335Uにするのならメモリは16GBにします。
メモリ8GBではできることが限られるのでi5にする意味が薄れます。
「Core i3&8GB」と「Core i5&16GB」の差額が2万4千円程度(2024/8/30現在)なので、せっかく10万円も出してPCを買うのですから「Core i5&16GB」を選ぶのも良いと思います。
Core i7-1355Uを選ぶならメモリは32GBです。
Core i7-1355UとCore i5-1335Uの性能差はほとんど無いので、メモリが32GB欲しいというのでなければCore i7を選ぶ必要は無いかと思います。
SSDは256GBです。
価格を考えると256GBしか選択肢がありませんでした…
SSDは交換できるみたいなので、必要になったら大容量の物に交換したいと思います。
カメラに顔認証は付けませんでした。
顔認証があった方が便利なのかもしれませんが、カメラのシャッターは普段閉じっぱなしなので付いていても宝の持ち腐れに…
バッテリーは64Wh (大容量)タイプにしました。
25Wh (標準)タイプに比べて本体重量が110g重くなりますがバッテリーの持ちは重要なので仕方がないです。
最軽量を求めるならピクトブラックで25Wh (標準)タイプにすべきです。
25Wh (標準)タイプと64Wh (大容量)タイプの価格差は1000円なので64Wh (大容量)タイプが無難かなと思います。
LIFEBOOK WU2/H1の外観
カラーはフロストグレー
※注意:写真では正確にフロストグレーの色を表現することができません
いい色です。
明るすぎず暗すぎずの絶妙なグレーです。
天板は富士通のロゴが控えめなのと手垢が付きにくい感じの質感で良いです。
シルバーホワイトもすごく良かったのですが、フロストグレーにした決め手はキーボードの文字の色です。
本体はグレーで文字は白、このバランスがまた良いです。
薄暗い部屋で使う場合は文字が見えにくいことがありますが、LEDキーボードなので視認性は問題ありません。
本体にはパール(ラメ)が入っているためグレーでも暗くなりすぎないのが良いのです。
↑これは英字キーボードです。
「かな表記」が付いたキーボードはピクトブラックにしかラインナップされていないので気をつけてください。
最後に両側面の画像を載せておきます。
向かって右側面です。
「micro SDスロット」「USB3.2 Type-A」「HDMI」「LAN」が付いています。
向かって左側面です。
「USB Type-C x 2個」「USB3.2 Type-A」「マイク・ヘッドホン端子」が付いています。
ACアダプタはUSB Type-Cコネクタに接続する仕様になっているため、電源専用のポートは付いていません。
目的は達成できたのか?
いろいろ思うことなどをまとめてみます。
・バッテリーの持ち
期待したほどではありませんでした。
動画再生だと10時間程度持つようなことが書いてありますが僕の使い方だととても持ちません。
無線LANの通信を常時使用しているからではないかと思います。(ブラウザを使う作業ばかりなので)
でもこれはWindowsを省電力モードに切り替えることで解決しました。
PCスペックが必要な作業ではないので省電力モードでも十分な動作速度です。
・ディスプレイ
老眼の身にとっては画面は小さいですね。
これは仕方がないことなのでマイナス評価にはなりませんが。
Windowsの拡大/縮小で125%に設定して使っています。
・キーボード
十分なキーピッチがあるので打ちやすいです。
ただ「全角/半角」キーが大きいので押すたびに戸惑います。(TABキーと間違えたのではないかと思ってしまう)
LED(バックライト)は2段階の明るさ調整ができます。
もちろん消灯もできます。
・本体
剛性感があります。
本体が軽量なこともありますが、端の方を持って持ち上げても歪んだりしません。
・ACアダプタ
ACアダプタは2つ買いました。
標準仕様の45Wのものと65Wの物です。
僕が購入したときは1000円で65Wの物を追加することができました。
Type-Cで汎用性があるので1000円なら買っておいてもいいかなと思いました。
「Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod with 6ft C-C cable」を500円で追加できることもあるみたいです。(2024/8/30現在)
・価格
10万6千円くらいでした。
価格的には結構満足しています。
安くするためにスペックを最低限にしましたが、それ以外には「電話サポート」を「ミニマムサポート」に変更しています。
ミニマムサポートにすると電話問い合わせが初回から有料になります。
その代わり5000円の割引を受けることができます。
安く買うにはクーポンが必要ですし買うタイミングも重要かと思います。
学生さんなら学割という手もあります。
以前娘のPCを買う際は学割を使用しました。
最終評価としては「おおむね満足」となります。
場所を問わずPCが使えるというだけでずいぶんと気軽さが違います。
これだけでも買って良かったなと思えます。
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