VHSのビデオデッキの生産が7月に終了し、新品のデッキは徐々に手に入りづらくなってきました。
「動かなくなった」「新しいビデオデッキが手に入らなくなった」という状況になってからでは遅いので、ビデオテープをDVD等に変換することを考えておきましょう。
もしビデオデッキを持っていないという方は、DVD変換サービスを利用するという手もあります。または、自分で変換するのが難しいな、と感じている方も変換サービスを利用すると良いでしょう。
自分で変換する
僕はもともとこういうことが好きなのと、自分でやらないと気が済まない性分なので自分でアレコレやってます。。
変換方法は次の二通り
- DVDレコーダーを使う方法
- パソコンに取り込む方法
どちらも、ビデオデッキを持っていることが条件です。
ビデオデッキを手に入れる
これがなければ始りません。
VHSビデオデッキの生産が終了したため新品で手に入れるのは難しくなっています。
そのため、安く程度が良いものを探すのは少々骨が折れるかも知れません。
中古品を探すなら知人に当たってみてはどうでしょうか。借りれるかも知れませんし、ひょっとしたらタダで譲ってくれるかも。持ち主の方が大切にしているテープを変換してあげることで、譲ってもらうこともできるかも知れませんね。
レコーダーを使う方法
ビデオデッキとDVD(ブルーレイ)レコーダーをお持ちであれば、この方法が一番簡単です。HDDに取り込んでからDVDに書き出すことも、直接DVDに書き込むこともできると思います。
ただし、映像入力端子が付いていないレコーダーは利用できませんのでご注意ください。例えばパナソニックのDMR-BRS510には映像入力端子が付いていないため使えません。
また、コピーガードが含まれる映像(映画等の市販のビデオ)の場合、DVDへの変換ができないことがあります。
1回だけレコーダーを使って変換しましたが、パソコンを使ったほうが楽しそうだったので中古で機材を調達しました。
パソコンを使って変換する
ビデオデッキ、パソコン、MPEGコンバーター(ビデオキャプチャー)を用意してDVDに変換します。
MPEGというのはDVDに使われている映像規格です。ビデオの映像をMPEGコンバーターを通じてパソコンに取り込みます。
これがうちのDVD変換システムです。
システムっていうほど立派でもないし、新しくもないんだけどね。なんせ取り込むPCがWindowsXPっていう。僕が使っているビデオキャプチャーも古いものです。
再生しながらキャプチャーするので、2時間テープなら2時間かけて取り込みます。
取り込みが終わったら、前後の不要部分をカット、必要ならチャプターやメニューを付けてDVDに焼きます。
一連の作業はそれほど難しいものではありませんが、手間と時間はかかります。
ビデオキャプチャーで、まずはパソコンに取り込むことだけをやっておくのも良いと思います。また、キャプチャーからDVD作成まで対応した製品も販売されています。
とりあえず、キャプチャーだけをすべて終わらせました。ほとんどが20年ほど前のwowowやbsをエアチェックしたものだったので、それほど重要なものはありませんでしたが。
手間、機材をそろえるコストを考えると…
僕は好きでやっているからいいんだけど、手間や機材をそろえるコストを考えると少々疑問も残ります。
冒頭にも書きましたが、機材も無く手間もかけたくない方はDVD変換サービスを利用することも考えてみてはいかがかと思います。
ビデオカメラだとminiDVテープが主流でしょうか?
我が家にもいくつかminiDVテープが残っていますが、ビデオカメラが壊れてしまったのでminiDVは再生できません。
今更ビデオカメラを買うのも嫌なので、変換サービスについて調べていました。
ビデオのDVDダビングサービス
近所のスーパーに置いてあったチラシには10本以上の注文で、1本980円と書いてありました。さすがに高すぎると感じたのでネットでも調べてみたら意外と安い…
120分までのテープ1本で386円~だって。~になっているのは仕上がりまでの期間で価格が変わるそうだから。
最大90日待てるなら386円(税抜)になる。10年以上も放置してあったテープなんだから90日くらい楽勝で待てるな。
機材そろえて自分で変換したのがアホみたいだ。
なんにせよ壊れる前に、デッキが手に入らなくなる前にテープをDVDに変換してしまいましょう。
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