レーシングコックピットに新たなハンドブレーキ「MOZA HBP Handbrake」を追加しました。
ハンドブレーキは既に一式持っているのですが、市販車スタイルでコックピットに設置しています。
EA SPORTS WRCなどラリーシムもより楽しみたいなということで、『ラリーカースタイルのハンドブレーキを追加したい』という衝動に駆られました。
ステアリングの横にシーケンシャルシフトを取り付けているので、その横にハンドブレーキがあればいいなぁという感じです。
今回買うハンドブレーキはPCだけで使えれば良いものとしました。(PS5に対応させようとすると選択肢が減る上、価格も高くなるからです)
あれこれ調べて価格と品質のバランスが良さそうな「MOZA HBP Handbrake」にしました。
この記事ではMOZA HBP Handbrakeの開封とレーシングコックピットへの取り付けまでを掲載します。
MOZA HBP Handbrake
シンプルできれいな箱です。
角がつぶれてますが…
内箱です。
一見ぐちゃっとしてますがきれいに収まっています。
すべてのパーツを並べました。
・ハンドブレーキ本体
・ハンドブレーキレバー
・USBケーブル
・RJ12ケーブル(RJ11かな?)
・交換用バネ(青色)
・ダンパーおよびダンパースペーサー(黒い筒状のもの2個と四角のもの1個)
・説明書(英語と中国語)
・他:ネジ,ワッシャー,ナット,各種工具
本体、レバーはアルミなので程よい重量感と高級感があります。
仕上が丁寧で手触りも良いです。
RJ12ケーブルは電話線のようなものでMOZAの他の製品と直接接続する際に使用するものです。
説明書は言語はともかくとしても、大したことが書いてなくて交換用のバネやダンパーのことも良く分かりません。
本体には黄色のバネが組み込まれています。
USBポートは正面?に付いています。
AP2ハンコンスタンドへの取り付け
MOZAハンドブレーキの取り付けをおこなっていくわけですが、その前にこちらをご覧いただくとより分かりやすいかと思います。
「Thrustmaster TSS Handbrake Sparco Mod」をシフター台に取り付けた時の様子です。
基本的にはTSSハンドブレーキの取り付けと同じことをやります。
違う点はMOZAハンドブレーキは本体がスリムなため、TH8Aをシート側に寄せる必要がないことです。
最初にMOZAハンドブレーキ取り付け完成画像をお見せします。
TH8Aは正規の取り付け位置のままで、空いているスペースにMOZAハンドブレーキを取り付けています。
取り付け位置の確認
次の画像はAP2ハンコンスタンドのシフター台です。
赤矢印の穴はTSSハンドブレーキを取り付ける際に開けたものです。
この穴を再利用します。
MOZAハンドブレーキの底面を確認します。
赤矢印の穴とシフター台の赤矢印の穴をネジ留めします。
青矢印のネジも留めたいのですが、シフター台にはネジ穴がありません。
型紙を作成してネジ穴の位置を決める
MOZAハンドブレーキの底面に紙を当てて穴を開けてきます。(えんぴつを刺しただけです)
用紙の角とハンドブレーキの底面の角をきちんと合わせてから穴を開けてください。
穴の位置をマークします。
位置が決まったらあとはドリルで穴を開けるだけです。
最初は2mmのドリルで穴をあけて、その後は数回に分けて徐々に太いドリルに変えながら穴を大きくしていきました。
最終的には使用したのは6.5mmのドリルです。(これ以上太い金属加工用のドリルは持っていない...)
穴さえ開いてしまえばあとは取り付けるだけのはずだったのですが、穴の位置がずれていたためすんなりとはネジが入りませんでした。
これ以上太いドリルは無いのでヤスリで削って穴を広げました。
MOZAハンドブレーキ取り付け図
シフター台に対して、横幅はぴったりおさまりましたが上の方が結構はみ出しています。
それでもMOZAハンドブレーキは本体が金属製なので強度的な問題はなさそうです。
追記 2024/10/30
設置位置を再度調整しました。
ステアリングから手を放してハンドブレーキに手を伸ばしたときに、ちょっと遠いなと感じたのでシート側に寄せることにしました。
寄せるためにはTH8Aシフターも移動する必要があります。
TH8Aシフターは次の画像の青丸の穴を使って取り付けます。
MOZAハンドブレーキは赤丸の穴に取り付けます。(上側の穴は今回新たに開けました)
取り付けました。
期待通りシーケンシャルシフトとハンドブレーキの間隔が狭まって操作感が良くなりました。
結局TH8Aシフターを寄せることになってしまいましたが、MOZAハンドブレーキは小柄な本体なので取り付け自由度が高くて良いです。
追記 2024/11/21
もっとシート側に近づけられないかな、ということで再び取り付け位置の調整をしました。
これ以上シフター台に穴を開けるのもなんだかなと躊躇していたのですが、既存の穴を活用できるのではないかと試したところバッチリでした。
ハンドブレーキは斜めに取り付けられていますが、これはこれで引きやすくて良いです。
この状態での設置であればシフター台への穴あけは不要です。
まとめ
最初、購入の候補に挙げたのは↓のようなものでした。
Amazonには同型のハンドブレーキが数多く出品されていて、MOZAハンドブレーキの半額以下で買えるものもあります。
そんな中でMOZAを選んだのは、見た目から「きちんと作られた製品だな」という印象を受けたからです。
手に取ってみた今も印象通りの感想です。
キャリブレーションツールがあるのも良い点です。
まずはバネ等の変更はせず素の状態で使用してます。
それほどバネは強くなく、個人的にはちょうど良いって感じです。
実車のような感触とはなりませんが、しっかり引ける感じなので良いです。
耐久性はこれから先のことなので分かりませんが、剛性もあるし表面処理も奇麗だし品質はすごく良いと思います。
PS5での利用を必要としないのならMOZAハンドブレーキを候補に入れてみても良いのではないかと思います。
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