耳元スピーカーこと「Qriom ワイヤレス手元スピーカー YWTS-800」を購入しました。
キッチンで洗い物や炒め物をしているとテレビの音声が聞こえません...
でも、このスピーカーでばっちり聞こえるようになりました。
キッチンでテレビの音が聞こえない
リビングのテレビを40型から55型に買い替えてから、キッチンで作業している奥さんから「見える、見えるぞう」と画面に関しては改善されました。
でも、洗い物や炒め物などをしていると、音声が聞こえません。
ずーっと画面を見ていることもできないし、声も聞こえないとなると番組の内容がほとんど分かりません。
「せっかく見えるようになったのにな」と残念そうでした。
耳元スピーカー選択の条件
まず、使う場所はキッチンです。
ですので、なるべく場所を取らず、配線もシンプルもしくはワイヤレスが望ましい。
- 防水
- コンパクト
- ワイヤレススピーカー
- 電池式
重視する点はこんなところでしょうか。
それ以外では「使い方が簡単」「音が良い」が希望です。
ワイヤレススピーカーの場合、「遅延が少ない」というのも重要なようです。
Qriom YWTS-800
条件に近いものを探していたのですが、まさにコレっていうのを見つけました。
それが「ワイヤレスお手元テレビスピーカー Qriom YWTS-800」です。
・テレビにつないでスグに使える!
・ワイヤレスで、どこでも楽しめます
・テレビの音が聞き取りやすい!
・お部屋のどこにいても、音声が手元でくっきり聞こえる!
パッケージにキャッチフレーズが目白押し。
でもね実際に使ってみると、あながち大げさな表現でもないなと思えます。
YWTS-800の付属品
- スピーカー本体
- ワイヤレス送信機
- ワイヤレス送信機用ACアダプター
- RCA変換ケーブル
- 取扱説明書
付属のACアダプターはワイヤレス送信機用で、スピーカー本体には使えません。
スピーカーは乾電池だけでなくACアダプターにも対応してますが、スピーカー用ACアダプターは別売りです。
RCA変換ケーブルはワイヤレス送信機をテレビに取り付けるときに使うものです。
スピーカー(受信機)
ワイヤレス手元スピーカーの大きさは、およそ縦10cm,横10cm,奥行6cmです。(ボリュームスイッチは含めません)
上から見たところです。
ボリュームを回すことで電源が入ります。
シンプルで簡単です。
背面です。
防水のためカバーで覆われていますが、ヘッドホンの差し込み口も付いています。
スピーカーは単3電池 3本で動きます。
説明書に「アルカリ乾電池で約20時間、ニッケル水素充電池で約18時間お使い頂けます」と書いてあります。
ニッケル水素充電池こと「エネループ」を入れておきました。
ワイヤレス送信機
これをテレビに取り付けて、音声を送信します。
ワイヤレス送信機の取り付け
テレビにワイヤレス送信機を取り付けます。
まずは、テレビの音声出力端子について調べましょう。
音声出力端子が付いている場合
次の画像は東芝 REGZA 40A1の背面に付いている音声出力端子のものです。
端子の名称が「音声出力(固定)」と、”固定”と書いてあります。これはテレビの音量(ボリューム)にかかわらず、一定の音量で出力されることを表しています。
そのためテレビの音量をゼロにしても、音声出力端子からは音が出続けます。
送信機をそのまま取り付けることができないので、RCA変換ケーブルを用います。
REGZAの音声出力端子に、色を合わせて挿し込みます。
あとは、ワイヤレス送信機とワイヤレス手元スピーカーの電源を入れれば、「どこでもスピーカー」の完成です!
イヤホン端子しか付いていない場合
次は、東芝 REGZA 55M520Xに取り付けてみます。
このテレビには音声出力の専用端子が付いていません。
音声出力と書いてはありますが、イヤホン(ヘッドホン)用の端子になっています。
直接挿し込むだけでよいので、ワイヤレス送信機の取り付けは簡単です。
これで、ワイヤレス手元スピーカーから音は出るのですが、テレビの設定を確認してみましょう。
以下はREGZA 55M520Xの場合です
REGZAのリモコンの設定ボタンを押して、設定メニューを表示します。
設定メニューから「音声設定」「音声出力詳細設定」を選択し、「ヘッドホン/音声出力設定」に進みます。
すると以下の画面になります。
・出力設定:外部スピーカー
・外部スピーカー出力設定:固定
となっています。
出力設定について
「出力設定」は、音声出力端子をどのように利用するかを設定する項目です。
”ヘッドホン”,”外部スピーカー”のふたつから選択します。
ヘッドホンに設定すると、音声出力端子にケーブルを挿し込むとテレビ本体のスピーカーから音が出なくなります。
外部スピーカーに設定しておくと、ケーブルを挿し込んでもテレビ本体のスピーカーから音が出続けます。
テレビ本体とワイヤレス手元スピーカーの両方から音を出したいときに使います。
外部スピーカー出力設定について
これは、「出力設定」を外部スピーカーにしているときに設定できる項目です。
”可変”,”固定”のふたつから選択します。
可変に設定すると、テレビ本体の音量を調整すると、音声出力端子から出る音の音量も一緒に変更されます。
固定に設定すると、テレビ本体の音量にかかわらず、音声出力端子からは一定の音量で音がでます。
固定にしておくと、テレビ本体の音量をゼロにしても、ワイヤレス手元スピーカーから音を出すことができます。
※この設定ができないテレビの場合、音声出力(ヘッドホン)端子にケーブルを挿し込むと、テレビ本体のスピーカーからは音が出なくなものが一般的です。
まとめ&感想
欠点は、ボリュームを最小にしても、結構な音量で音が出てしまうこと。(テレビの音声出力が固定の場合)
勉強中の子供の邪魔にならないようにしたいなと思っても難しいです。
テレビ(55M520X)の音声出力を連動に設定しておくと細かい音量調整ができます。そのかわりテレビのボリュームを調整すると、一緒にスピーカーの音量も変わってしまいます。
それでも我が家の場合は、連動の方が使いやすいかもしれないなと感じています。
設定変更は簡単なので、状況に合わせて変えていこうと思います。
小さなスピーカーだけど、音量も十分だし音質も悪くないです。
むしろ、意外と良い音で驚きました。
ワイヤレスでどこにでも置けて、コンパクトで場所も取らない。
使い方も簡単。
さらにキッチンで使うことが考慮された防水、と条件にピッタリな製品でした。
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