任天堂3DSのプチコン3号で作ったプログラムをパソコンで読みたいな。そんな希望を叶えるために開発しました。プチコンの入門書を書くためにこれが必要でした。
ぷっちコンバーター3号の概要
「タイトル」
ぷっちコンバーター3号
「内容」
プチコン3号のプログラムリストをパソコンに転送します。
3DSでプログラム(ソースコード)を画像化したものをパソコンに渡します。
そして、パソコンで画像から文字(ソースコード)に戻します。
3DSからパソコンへの画像の受け渡しはMiiverseを利用します。
Miiverseを経由することで、プチコン3号からパソコンへの一方通行ではあるものの、手軽にプログラムを転送することができます。
「必要な物」
プチコン3号がインストールされた任天堂3DS
プチコン3号に「ぷっちコンバーター3号 Ver.4.1」をダウンロードしてください。
公開キー:KANXDJM
プログラム名はPETICNV4です。
Windowsパソコン
PC用アプリ「プチコン3号ソースデコーダー for Windows」が必要です。
「プチコン3号ソースデコーダー for Windows」
Windows用のアプリです。
Windows7, VB2010Expressで開発しています。
.NET Framework 4環境であれば動くと思います。
現在公開しているのは、最新版のVer.4.1です。(20160728VerUP)
古いバージョンのぷっちコンバーター3号で作られた画像もデコードできますので、最新版のみあれば問題ありません。
サイトポリシーをご覧いただいた上でご利用ください。
“P3SDV41.zip” をダウンロード P3SDV41.zip – 1886 回のダウンロード – 59.37 KB
「使い方」
3DSにて
ぷっちコンバーター3号をスロット0へロードします。
(スロット1以外ならOK)
転送したいプログラムをスロット1へロードします。
ぷっちコンバーター3号を実行
↓
表示された上画面をMiiverseへ投稿
複数枚あるときはすべての画像を投稿してください。
※Miiverseへの投稿は、他の利用者の迷惑にならないようご注意ください。
↓
ここからパソコンに移ります
PCにてMiiverseから画像をダウンロード
(画像を開いて名前を付けて保存)
↓
ソースデコーダーに画像を取込、変換
画像は1枚ずつドラッグ&ドロップしてください。
画像は順序に関係なく取り込むことができます。
ぷっちコンバーター3号で生成された画像
1枚の画像で最大47800文字転送することができます。
全角文字が入ると前後に文字区分が入ることもあり転送文字数は減ります。
1枚に収まらない場合は続けて画像が生成されます。
ぷっちコンバーター3号で次のページがある場合は下画面が
X=CANCEL
A=NEXT
となっています。
Aボタンを押して次の画面も投稿してください。
下画面が
A=END
となっていればAボタンを押して終了です。
プチコン3号ソースデコーダー for Windowsの画面
パスワードによる暗号化に対応しています
プチコン側のパスワードはプログラムに変数が用意してあるので書き換えて下さい。
ソースを見てもらえば分かると思います。
デコーダー側はパスワード入力欄がありますので、プチコンで指定したパスワードを入力してください。
パスワード文字列とXORをとるだけという単純な物ですが、パスワードの文字数を多くすればそれなりの効果があると思います。
スマイルフォントについて
プチコン3号の開発元であるSmileBoomのサイトにてパソコン用のプチコンフォントが配布されてます。
プチコンフォントがインストールされていれば、プチコン3号ソースデコーダー for Windowsでもプチコン3号特有の文字も表示されます。
プチコンフォントのダウンロードはSmileBoomのサイトから
第三回プチコン大喜利応募作品
この記事のタイトルにもあるように「ぷっちコンバーター3号」は第三回プチコン大喜利に応募した作品です。
応募したものの、まったく賞にかすりもしなかったのでここで公開している次第です。
ホームページにサンプルプログラムを載せるときなどに使っていただければと思います。
こちらの記事も合わせてどうぞ
プチコン3号 SMILE BASIC 公式ムック (日経BPパソコンベストムック)
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