新品のテーブル筐体用コントロールパネル2製品、三木商事製とパソケード(いっとく)製を手に入れたので比較してみます。
どちらも2L12Bで、三木商事コンパネには三和電子製のレバーとボタン、パソケードコンパネにはセイミツ工業製のレバーが(ボタンは無印メーカー品)使われています。
さて、どちらがお気に召すでしょうか?
テーブル筐体用 三木商事コンパネとパソケードコンパネの比較
最初に外観の比較をし、後ほどそれぞれの細部に迫ります。
上が三木商事製、下がパソケード製コントロールパネルになります。
三木商事コンパネは奥行が大きく、パソケードコンパネは横幅が大きくなっています。
と言ってもコンパネサイズの違いは操作感にはそれほど影響しません。
二人プレイの場合は、どちらも少なからず窮屈になることは同じなので。
それよりボタン配置の違いの方が気になります。
パソケードコンパネの方は一般的なコンパネによく見られる配置になっていますが、三木商事コンパネは1P側の6ボタンが右下がりに配置されています。
それでは、それぞれ詳しく見ていきます。
三木商事テーブル筐体用コントロールパネル
うちのテーブル筐体は三木商事より購入したものなので、三木商事コンパネが取り付けられていました。
作りは丁寧で仕上げも良いです。
色も綺麗だし、見た目だけなら不満はないです。
三和のレバーとボタンが使われているので、もちろん操作性も良好です。
惜しむらくはボタン配置。
1P側の6ボタンが右下がりに配置されているのが気になります。
ボタンが直線的に並んでいることは別に良いです、が右下がりだと右手が苦しいのです。
2P側はと同じように並べたほうが良いと思うのですがいかがでしょう?
奥行が大きいおかげで内部が広く、配線作業はしやすいです。
コンパネ単品はヤフオクにて以下の出品者(株式会社三木商事)から購入できます。
参考 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/anmitu701
パソケードテーブル筐体用コントロールパネル
パソケードは「株式会社いっとく」が運営しているアーケード筐体販売サイト名称です。
パソケードでは新品テーブル筐体の販売もしていますが、今回はコンパネのみを購入しました。
ちょっとレトロっぽいデザインだと思います。
ぱっと見は綺麗で良いです。
作りもまあまあ丁寧です。
長期在庫品なのかな?
段ボール箱の中で製品が新聞紙にくるまていましたが、その新聞が2014年のものでした。
真偽は定かではありませんが。
レバーはセイミツ工業製ですが、ボタンはどこのメーカーの物か分かりません。
好みは分かれると思いますが、こちらも操作性は良好です。
セイミツ製なのでレバーはちょっと重めです。
ボタン配置はオーソドックスなタイプです。
ボタン配置はこちらの方が好みです。
内部が狭いので、素人にはなかなか難しい作業でした。
配線ぐちゃぐちゃです。
レバーの端子は曲げました。
ヤフオクにて以下の出品者(株式会社いっとく)から購入しました。
参考 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/tssnaga
テーブル筐体のコンパネの交換方法
コンパネの基本的な構造は三木商事,パソケードとも同じです。
コンパネのコントローラー部は2本のネジで固定されているので、ネジを外してから手前にくるっと持ち上げてやると外せます。(ネジは3本ありますが、中央のネジはあとで外します)
配線も全部取り外します。
台座(これは三木商事製です)を交換する必要があるので...
テーブル筐体をしたから覗いたら3本のネジで固定されていました。
全て外します。
後は残った上部中央のネジを外すと、この鉄板が外れます。
パソケード用台座の取り付けは、三木商事台座を外した時の逆の順で問題なくできました。
まとめ
三木商事コンパネの方が、全体的に作りが丁寧に感じます。
ただ、個人的に感じる三木商事コンパネの欠点はふたつ。
ひとつ目は、上の方でも指摘した1P側の6ボタンの並び方。
ふたつ目は、鉄板が薄く頼りない。
ゲームプレイに支障がある程度ではありませんが、コンパネを上から押したりすると少し揺れます。
一方、パソケードコンパネですが...
やっぱり長期在庫品?
というのも、ボタン表面が劣化しているように見えます。
三木商事コンパネのボタン(三和電子製)は表面つるつるで綺麗です。
パソケードコンパネのボタンは表面に傷のような線がいくつも見えます。
元々こういうものなのかどうかは分かりませんが、ボタンの見た目は三木商事コンパネの方が明らかに綺麗です。
鉄板はパソケードコンパネの方が厚く安定感があります。
欠点らしい欠点は無いです。
ボタン配置はゲームプレイにも関わってくるのでやっぱり気になります。
ということで、当面はパソケードコンパネを使っていくこととします。
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