レーシングコックピットに液晶テレビ「LG 49NANO86JNA」を設置するため、モニタースタンドを購入しました。
49V型液晶テレビの「LG 49NANO86JNA」は14kgほどありますが、安定しているしキャスターが付いているので移動も楽々です。
ハンコン モニタースタンド レーシングホイールスタンド シート台用
購入したのはこちらの製品です。
この製品は「ハンコン モニタースタンド レーシングホイールスタンド シート台用」というなんだかよくわからない商品名になっています。
「ハンコン モニタースタンド」?
液晶モニタースタンドにハンコン用とかレーシングコックピット用とかあるの?って感じる方もいらっしゃるかと思いますが、どの辺がハンコン用かといいますと...
リビングに設置するようなテレビスタンドの場合、レコーダーなどが置けるような棚が付いています。
リビングの雰囲気を乱さないような家具調のものもあります。
片や、レーシングコックピット用はというと先ほどの画像のように、見た目は事務用品的な趣になります。
必要最小限な感じ。
そして最大の特徴はスタンドの脚の間に空間があることです。
この空間が無いと、レーシングコックピットをモニターに対して適正な位置に設置することができません。
ですので、脚の間に棚が付いていたりすると都合が悪いのです。
先に見せちゃいますけど、↓こんな感じの設置になります。
スタンドの脚の間にハンコンスタンドを突っ込む必要があるのです。
ということで「ハンコン モニタースタンド」を買いました。
届いた段ボール箱です。
薄汚れてて、アウトレット品のような雰囲気が漂っています。
箱は汚くても、中は大丈夫でした。
少々、油っぽい臭いがしますが、こんなもんでしょう。
モニタースタンドの組み立て
組み立て作業に入る前に部品の確認をします。
全ての部品がそろっているか、破損などがないかの確認です。
説明書が付いていないので、部品がそろっているかどうかわかりません。
キャスターやネジが納められている袋が破れていて、いくつかネジが飛び出していました。
パーツは足りてましたが、1点気になることが...
モニターに取り付けるブラケットの形状が見本画像と違います。
このスタンドを選んだのは、ブラケットが小さかったからです。
モニター背面の入力端子をおおってしまわないように、ブラケットは必要最低限の大きさのものが良かったのです。
ちょっと困るなぁ。
商品ページには以下のように記載されています。
▼海外製品の為、ロットによってデザインに若干の変更がある場合がございます。 色味の違い、材質の変更など、いずれの場合も不良品とはみなされず返品・交換の対象外となります。
若干?かどうかの判断は難しいところですがあきらめます。
仮組します。
大きなモニターを取り付けるので、組み立て手順の確認とガタツキなどがないか状態のチェックをしておきます。
説明書がなくても簡単なのでサクサクっと組み立てられます。
多分こんな感じでしょう。
キャスターもちゃんと動くし問題ありません。
なかなか頑丈です。
スタンドをいったんバラシて、テレビを取り付ける準備に入ります。
「49NANO86JNA」はVESA規格の「200×200mm」です。
赤丸のところがネジ穴です。
スタンドのブラケットもVESA規格になっているので、ネジ穴の位置については問題ありません。
ではブラケットを取り付けます。
49NANO86JNAの純正スタンドを付けたままの状態で作業しています。
ネジはスタンド付属のものを使いました。
あわよくば、一人で組み立てられるんじゃないかと思ってテーブルの上に載せて作業しています。
結果的には息子に手伝ってもらいました...
ちょうど良いサイズのテーブルがあれば一人で行けたと思わなくもないけど、テレビを壊してしまっては意味がないので、二人以上での作業をオススメいたします。
次いで足を組み立てます。
途中、写真が撮れなかったのでいきなり完成形です。
純正スタンドを付けていたおかげで作業はしやすかったです。
ハンコンモニタースタンドを分解する際も、先に純正スタンドを付けておくと良いかもしれません。
最後に純正スタンドを取り外して完成です。
背面です。
入出力端子のアップです。
ブラケットが大きいので、端子部の一部を覆ってしまっています。
有線LANポートが使えなくなっていますが、HDMIは接続できました。
よかった。
しかし、フレーム(足)の位置の方が問題でした。
フレームが端子に被ってしまって、地上波のアンテナ線が接続できません。
ということで、このスタンドを利用する限りテレビ放送(地上波)は見られません。
まあ、ゲーム用モニターなのでノープロブレムです。
何はともあれ完成です。
いい感じに納まったと思います。
レビュー
僕の使っているドライビングシートと合わせると若干モニター位置が低いかなと思います。
画面にハンコンがかぶるため、ゲームによってはインパネ(メーター類)が見えないという弊害が発生します。
モニターをぎりぎりまで上げた状態で、床からブラケット中央までの高さを測ってみました。
約96cmです。
今思いついたんだけど、ブラケットを上下逆さに取り付ければもう少しモニターを上げられるかも...
高さが欲しい場合はこちら↓のスタンドの方が良さそうに見えます。
最大130cmとなっていますし、ゲーミングチェアと合わせて利用している画像を見る限り結構高い位置まで上げられそうです。
65インチ、30kgのモニターまで対応しています。
僕がこちらを選ばなかったのは予算オーバーだったからです。
「49NANO86JNA」に取り付ける場合は、背面の端子に干渉しないか確認が必要です。
話しを戻します。
簡単な構造ですが、強度は十分あるので49V型の「49NANO86JNA」を取り付けていても不安はありません。
レーシングコックピットだとモニターサイズは40インチ前後が適正だと思うので、通常の使用の範疇なら問題は無いかと思います。
さすがに60インチを超えるものはやめた方が良いと思います。
取り扱いも含めて自己責任でお願いします。
追記:ブラケット逆さにしました
モニターの位置を上げるためにブラケットを逆さに取り付けました。
ちょうど良い幅,高さのAVラックがあったので一人で作業しました。
問題なく完了できましたが、やはりリスクはあるので複数人での作業をお勧めします。
ブラケット中央が106cmになりました。
標準の取り付け方法よりも10cmモニターを上げることに成功しました。(もう少し上げられるかも)
ちょうどよい高さになったので満足です。
正規の使用方法ではないので自己責任となります。
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