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Thrustmaster T300RS GT Edition Racing Wheel(海外・輸入版)【レビュー】

Thrustmaster T300RS GT Edition 正面から

『Thrustmaster(スラストマスター) T300RS GT Edition』を買いました。

先日T150を買ったばかりですが、T300RSに買い替えてしまいました。

両者ともまだ短時間しか使用していませんが、大きな違いを感じています。

ひとことで言うなら「T150は悪くないハンコンですが、T300RSはかなり良いハンコンです」といったところでしょうか。

T300RSマジいいです。

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Thrustmaster T300RS GT Edition

輸入版ですので、箱に日本語はありません。

Thrustmaster T300RS GT Edition 箱

T150 Proの箱より若干小さいです。

中は2段に分かれていて、上段にはステアリング(ハンドル)が収納されています。

Thrustmaster T300RS GT Edition 箱の中(上段)

下段には、T300RS本体(ベース)とペダルユニットが入っています。

Thrustmaster T300RS GT Edition 箱の中(下段)

付属品のすべてです。

Thrustmaster T300RS GT Edition 付属品

Thrustmaster T300RS GT Editionの付属品
・T300RS本体(ベース)
・ステアリング
・ペダルユニット(T3PA-GT EDITION)
・ブレーキMOD
・アタッチメント&締め付けネジ(クランプ)
・電源ケーブル&変換アダプター
・取扱説明書

T300RS本体部分(ベース)とステアリング(ハンドル)は分離式になっています。

T150は取り外すことができなかったので、ここも大きな違いです。

T300RSには、Thrustmasterから交換用のステアリングも販売されていますし、実車ステアリングへの交換も比較的容易です。

輸入版なので電源ケーブルが特殊な形になっています。

Thrustmaster T300RS GT Edition 輸入版の電源ケーブルと変換アダプタ

パット見、日本のコンセントに挿せるんじゃないかと思ってしまいますが、片側の先端が太くなっているため刺さりません。

日本で使えるように変換アダプターが付属しています。

また、付属のマニュアルには日本語の説明はありません。

Thrustmasterのサイトからダウンロードしましょう。

公式 Thrustmaster T300RS GT Editionサポートサイト

User manual – T300RS GT Edition」です。

394ページから日本語版が掲載されているので、ステアリングの取り付け方法など読んでおくことをおススメします。

Thrustmaster T300RSの設置について

ステアリングを取り付ける前に、ベースをホイールスタンドや机などに設置したほうが良いです。

ベースの設置方法はふたつ。

ひとつは付属のアタッチメント(クランプ)を使って固定する方法です。

もうひとつは、ベース底面のネジ穴を利用して直接固定する方法です。

今回はネジ穴を利用した取り付けを選択しました。

というのもT300RSの取り付けに対応した、レーシングホイールスタンド「AP2 Racing Wheel Stand」を購入したからです。

AP2 Racing Wheel Standについては以下記事をご参照ください。

参照 AP2 Racing Wheel Stand(レーシングホイールスタンド)の組み立て方【レビュー】

T300RSベースの底面です。

ネジ穴がふたつあります。

Thrustmaster T300RSの底面

ネジサイズはM6です。

ネジが長すぎると本体をいためてしまうので注意してください。

今回は、AP2 Racing Wheel Standに付属のネジを利用しました。

詳しくはAP2 Racing Wheel Standのレビューをご覧ください。

ベースの固定ができたら、ステアリングをベースに取り付けます。

ステアリング、ベースともコネクタ付近に矢印が書いてあるので目を凝らして探します。

矢印の向きを合わせてベースにステアリングをはめ込みます。

Thrustmaster T300RS GT Edition ステアリングのコネクタ部

Thrustmaster T300RS GT Edition ベース側ステアリングコネクタ

そのままではステアリングが抜けてしまうので、まずステアリングとベースの接合部のリングをクルクルと回して締め付けます。(できるだけきつく)

その後、下の画像に見えているネジを締めます。(こちらは締めすぎに注意すること)

Thrustmaster T300RS GT Edition ベースとステアリングの接合部

説明難しい...皆さんマニュアルをよく読んでから実施してください。

せっかくのハンコンが傷んでしまっては悲しいので。

ということで、無事設置できました。

Thrustmaster T300RS GT Edition 正面から

Thrustmaster T300RS GT Edition 斜め上から

電源ケーブルなど挿し込んだ様子です。

Thrustmaster T300RS GT Edition ケーブルの接続状態

ペダルユニット(T3PA-GT EDITION)について

ペダルユニットは「T3PA」の「GT EDITION」ということで、T150 Pro付属のT3PAとはペダルヘッドの形状が違います。

ペダルユニット(T3PA-GT EDITION)

クラッチ付きの3ペダルです。

ペダルヘッドは位置調整できるようになっています。

次の画像はT150 Proのものです。

Thrustmaster T150 Pro ペダル(T3PA)

ペダルヘッド以外の違いは無いものと思われます。

ペダルを踏み込んだ重さも同じだと...すでにT150 Proを手放してしまったので確認できませんです。

T150 Proのペダルヘッドも金属で質感は良いですよ。

ブレーキMODです。

Thrustmaster T300RS ブレーキMOD

これはT150 Proにも付属してます。

深く踏み込む必要がなくなるので、僕はブレーキMODを付けた方が好みです。

また、ヒールアンドトゥをするなら必須だと思います。

Thrustmaster T300RS ブレーキMODを取り付けた様子

ペダルユニットはきちんと固定したほうが良さそうです。

ただ置いただけだと、ブレーキやクラッチを踏み込んだときに、前方に滑っていってしまうことがありました。

T3PAの底面にもM6のネジ穴が用意されています。

ペダルの固定もAP2 Racing Wheel Standのレビューを参照してください。

設置できました。

Thrustmaster T300RS GT Edition レーシングコックピット(高座椅子版)

高座椅子をセットしてレーシングコックピットの完成です。

Thrustmaster T300RS GT Edition レーシングコックピット(高座椅子版)

ペダルを固定したのはいいんだけど、こんどは座椅ごと後ろに滑っていってしまいます。

レーシングチェアも欲しい...

PC(Windows10)に接続

PCで利用する場合は、T300RSにあるスイッチをPS3側に設定する必要があります。

Thrustmaster T300RS GT EditionをPCで使う場合はスイッチをPS3側にする

PS4側でPCに接続すると、汎用のハンコンとして認識されてしまいます。(間違えてやっちゃった)

また、PCに接続する前にドライバのインストールを実施する必要があります。

ドライバインストールの途中、使用するデバイス(T300RS)を接続するように促されるので、指示にしたがって進めてください。

ドライバはThrustmasterのサイトからダウンロードできます。

公式 Thrustmaster T300RS GT Editionサポートサイト

正常にインストールできるとT300RSとして認識され、「Thrustmaster T300RS Racing Wheel Control Panel」が利用できるようになります。

Thrustmaster T300RS GT Edition Windows10でプロパティを開いた様子

Windows用ドライバのインストール手順はT150と同じです。

また、ドライバのインストーラーはT300RS,T150とも同じものです。

詳しくは以下の記事を参照してください。

参照 Thrustmaster T150 Pro PCセットアップ(Windows10)

これでセットアップは完了です。

T300RS センターずれの調整方法

新品のときからセンターずれが発生している場合があります。

気になる方は確認しておきましょう。

センターずれの確認方法

1) 「Thrustmaster T300RS Racing Wheel Control Panel」にて「回転角度」を1080°に設定します。
2) T300RSのステアリングホイールをまっすぐにします。
3)「Thrustmaster T300RS Racing Wheel Control Panel」の「Axis」の値(%)を確認します。

もしAxisが「50.0%」になっていなければ、左右のどちらかにセンターずれをおこしているということです。

センターずれの調整方法

1) ステアリングホイールの USB ケーブルを PS3/PS4 あるいは PCに接続し、オート調整が完了するのを待ちます。
2) ステアリングホイールを左に限界まで回します (止まるまで)。
3) ステアリングホイールを右に限界まで回します (止まるまで)。
4) ステアリングホイールをセンター位置に合わせます。
5) センター位置を維持したまま、SE (Share)、ST (Option)、MODE ボタンを同時押しします。
6) ステアリングホイールの LED の色が短い間変化し、それから元の色に戻ります。

※「Thrustmaster T300RS Racing Wheel Control Panel」は閉じてから実施してください。

Thrustmaster T300RS GT EditionとT150の比較

ファーストインプレッションとしては、T300RSステアリングを回した感触が非常にスムーズです。

T150で感じた「ゴリゴリ」とした感触はありません。

T150もそれほど気になるものではありませんでしたが、比較するとT300RSはあきらかにスムーズです。

そしてアセットコルサでセルフステア時の回転がとても速いです。

アセットコルサの設定は、先ほど参考に挙げた記事(Thrustmaster T150 Pro PCセットアップ(Windows10))で、T150用にしたものと全く同じです。

それでも回転速度に大きな違いがあります。

それともう一点、T150で気になることがありました。

ハンドル表面の素材が2種類に分かれていることです。

T150のハンドルの青い部分はゴムのような滑りにくい素材になっています。

黒い部分はプラスチックです。

ハンドルを10時10分で握っている分には問題りませんが、持ち替えてハンドルを回す場合は素材の違いが気になります。

セルフステアでハンドルを滑らす際、ゴムの部分では手に引っかかってしまうこともあります。

まあ、実車ハンドルを付けてしまえばよいのでしょうが。

価格差があるので、基本的にT300RSの方が良いとして...

・ハンドルをくるくる回さない

例えば「回転角度を200°程度にして、フォーミュラーカーをドライブする」

・高速セルフステアを必要としない

「セルフステアをあてにせず、自分でハンドルを回していく」

といういうのであれば、T150でも十分かなと思う部分もあります。

アセットコルサでセルフステアを利用したドライビングテクニックを利用したいならT300RSにした方が良いでしょう。

T300RSを体験してしまったらT150には戻れないかもしれません。

それくらい良いです。

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