トヨタ シエンタ用(タイヤサイズ:185/60R15)のチェーンを購入しました。
非金属製(ゴム,ウレタン製)にしようかなとも思いましたが、選んだのは金属製チェーンです。
スタッドレスタイヤを装着しているので必須というほどでもないのですが、高速道路のチェーン規制により通行不可とされてしまうのを回避するために車内に常備しておきたいのです。
FECチェーン 雪道楽QII YQ207
「雪道楽QII YQ207」は金属製チェーンです。
“YQ207″はサイズなどを表す型番になります。
割とコンパクトなケースに収まっています。
ケースの質感自体もいい感じです。
内容物です。
チェーン2本と説明書、軍手が入っています。
他に、余った鎖の固定と補修用かな?、いくつかの部品が入っていました。
付属品は以上です。
チェーンを広げてみました。
ここで紹介しているチェーンはシエンタ用(タイヤサイズ:185/60R15)に購入したものです。
購入の際はサイズに十分注意してください。
またRV車には専用のものが用意されています。
非金属製を選ばなかった理由
当初はウレタンゴム製を買うつもりでネットを検索していました。
ウレタン製のイメージとしては・・・
- 装着しての走行時に振動や音が小さい
- 装着が簡単(と思っていた)
- きちんと取り付ければズレにくい
- 走行性能は充分
金属製よりも非金属製の方が断然良いんだろうなというイメージでした。
で、実際に買うつもりで調べてみたら...
- 思っていたよりも取り付けが大変そう
- タイヤに合わせてチェーンのサイズがこと細かに設定されている
という2点が気になりました。
取り付けについてですが...
僕の車はスタッドレスタイヤを付けているので、チェーンを取り付けるのは凍結か雪深い状況であろうと思われます。
路面に雪がある状態、さらには最悪の場合、雪が降りしきる中でのチェーン装着作業になることが考えられます。
装着動画をいくつか見たのですが、上記のような状況下で非金属性チェーンを取り付ける自信が持てませんでした。
非金属製だとチェーン自体が大きくてかさばることと、柔軟性があるとはいえ結構堅そうに見えたからです。
締め付けにも専用の道具が必要です。
サイズについては、自分の車にあったものを買えばよいので問題はないのですが、夏タイヤと冬タイヤでタイヤ自体のサイズは同じにもかかわらず「夏タイヤには装着できません」という製品もありました。
金属製チェーンは以前使用したことがあり、勝手がわかっているので金属製にしようかなという感じで決めました。
金属製チェーンにも欠点はあると思います。
昔、CR-Xデルソルに乗っていたころ(20年以上前)のことです。
当時はスタッドレスタイヤを持っておらず、夏タイヤに金属製チェーンを巻いて走っていました。
チェーンの製品名は忘れてしまいましたが、構造としては「雪道楽QII」と同等のものです。
きちんと取り付けたつもりだったのですが、しばらく走るとチェーンがずれてしまうという現象に悩まされました。(うまくいったこともありましたが)
夏タイヤというのが良くなかったのかもしれませんが、非金属性よりはズレやすいという可能性があります。
タイヤチェーン「雪道楽QII」の取り付け方
チェーンをタイヤの後ろに通して、赤丸のところをタイヤ上部でひっかけます。
タイヤの内側で輪っかを作るのです。
次は手前側で上部のフックをひっかけます。
タイヤのサイズに合わせて、何番目の鎖にひっかけるか変わってきます。
次は下部です。
説明が難しいので...ひっかけてください。
この段階での全体像はこんな感じ。
後は締めあげていくことになります。
先端の鎖を引っ張ると、カチカチカチとロックされてチェーン全体が締まっていきます。
きっちり締めることができたら、フックを利用して先端の鎖をひっかけていきます。
まあ、こんなもんでしょう。
取り付けの手順はそんなに多くないし難しくもないです。
説明が難しいだけで...
でも安心してください公式動画があります。
雪のないときに取り付けの練習しておきましょう。
装着時に走行する場合は、時速50km以下(状況によっては時速30km以下),100mほど走行したらゆるみがないかなど点検をするようにとのことです。
まとめ
年に何度かスキーに行きますが、スタッドレスタイヤを付けていれば、チェーンが必要になったことはありません。
というより、前述したデルソル以降はチェーンを持ってすらいませんでした。
やはりチェーン規制対策という面が強いです。
ただ、近年は想定以上の雪が降ることが多くなってきているので、念のため装備しておくことに越したことはないでしょう。
夏用タイヤしか持っていなくて、雪道に突入する前にチェーンを装着できる環境であれば非金属製を選んでいた可能性が高いです。
スタッドレスタイヤを持っていて、雪道でチェーンを取り付けるという状況を想定しての金属製チェーンの選択です。
金属製と非金属製のどちらが良いかというのは、利用する状況を想像して決めることが必要だと思います。
雪道で取り付けるときのために、手袋と腕カバーを買いました。(どちらも100均のもので十分です)
これも状況を想像しての事前準備のひとつです。
軍手は付属していますが雪だと浸みてきてしまうし、どうしてもタイヤに袖が触れてしまうので用意しておくとよいでしょう。
最後にいくつもある金属製チェーンの中から「雪道楽QII」を選んだ理由です。
同じような構造のもので、もっと安価な製品もあります。
しかし、安全にかかわるものであることと、チェーンを付けなければならないような状況に直面しているのであれば信頼性が重要だと考えたからです。
安いものの中には鎖の目が粗いものも見受けられます。
「雪道楽QII」なら絶対大丈夫ということは言えませんが、カー用品店やホームセンターでもよく見かける製品なので一定以上の信頼性はあるのかなと思っています。
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