テーブル筐体にパソコンを組み込みました【コンパネのUSB化など】

テーブル筐体の中にパソコンを組み込みました。

テーブル筐体はアーケードゲーム機なので、当然そのままではPCを接続することはできません。PCが接続できるモニター,コントロールパネル入力のUSB対応化などが必要になります。

PC組み込みにあたっての課題は以下の5つでした。

①.PC接続ができるモニターが必要

②.コントロールパネルのUSB化

③.PCの電源ボタンの設置

④.PC制御用ボタンの設置

⑤.PC用スピーカーの設置

この記事では、これらを順に解決していきます。

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①.PC接続ができるモニターが必要

我が家のテーブル筐体は液晶モニターが搭載されています。

三木商事 テーブル筐体 19インチ液晶モニター

三木商事 テーブル筐体 液晶モニターの背面

VGA(D-Sub15ピン)とDVI端子が付いています。

ということで、すぐにでもPCを接続することができます。

CRTから液晶モニターに交換するとなると、それなりに手間がかかると思います。

テーブル筐体を液晶化するためのキットを、三木商事がヤフーオークションに出品してたりもするので、探してみるのも良いでしょう。

②.コントロールパネルのUSB化

コンパネはJAMMA配線になっているので、PCに接続するためにはUSBジョイスティックとして動作するように変更しなければなりません。

USB化にあたって、次の製品を購入しました。

ジョイスティック USB変換機

xin-moの「PS3/PC DUAL Player Controller XM-02」という製品です。XM-02はすでに販売終了品のようですが、xin-moサイトに情報がありました。(ページの下の方に掲載されています)

http://www.xin-mo.com/dual_player.html

xin-mo PS3/PC DUAL Player Controller XM-02

出典:http://www.xin-mo.com/dual_player.html

これ1個で、2プレイヤー分の入力がUSB化できます。

1プレイヤー当り、レバーと10個のボタンが入力できるの必要十分です。アナログ入力はありませんが、PSのコントローラーと同等のボタン数です。

アーケード用コンパネの場合、2L12B(2レバー12ボタン)の対応ができれば十分です。余ったボタンは、スタートやコイン、PCを制御するための機能に割り振ることができます。

アーケード筐体のコントロールパネルをUSB化するアダプター

ケーブルが付属していました。先端にファストン端子が付いているので、コンパネの各ボタンに配線できます。

付属ケーブルのファストン端子はすべて187番です。

ボタン側の端子は三和,セイミツとも110番のファストン端子となっています。サイズが違うので本来は合いません。

が、大は小を兼ねる...このケーブルを使って接続しました。

簡単には抜けない程度に取り付けられるので、特に問題は感じ待てません。ただし、自己責任で...

コンパネを外して、配線を付け替えます。

テーブル筐体のコンパネをUSB化

本当はコンパネ内部にすべて納めたかったけど、素人施工なのでUSBユニットは筐体側に取り付けました。

テーブル筐体のコンパネをUSB化

これでコンパネのUSB化が完了です。

③.PCの電源ボタンの設置

次は筐体内部に搭載するPCの話になります。

まずは、筐体内のPC設置状況を見ていただきましょう。

テーブル筐体内にPCを入れる

写真の中央にある「MADE IN TOKYO」と書かれたものがPCです。

「HP 6000 Pro SFF」というデスクトップ機です。

Core2Duo E7400(2.80GHz),メモリ4GB,Windows7という、今では化石のようなスペックです。ビデオカードも付いていません。とりあえず、適当にエミュが動けば良いのでこれを使います。

液晶モニターとコンパネのUSB化が終わっているので、PCを載せる準備は整っています...と言いたいところですが、1点だけ問題があります。(あっ、スピーカーの問題もあった。これは後ほど)

問題というのは、PCの電源ボタンです。

通常のゲーム基板であれば、テーブル筐体の主電源を入れれば自動的にゲームが起動します。しかしPCの場合はテーブル筐体の主電源を入れても、PCはPCの電源ボタンを押さなければ起動できません。

このままだと、毎回テーブル筐体の天板を開けて、PCの電源ボタンを押さなければならないということです。

これは面倒です...

そこで、テーブル筐体側面のサービスボタンを、PCの電源ボタンとして使えるように配線することにします。

三木商事 テーブル筐体 左側面

赤いボタンをPCの電源ボタンとして使えるようにするのです。

PCのマザーボード上にあるコネクタから、電源ボタン用の配線を延長します。

HP 6000 Pro SFFのフロントパネルコネクタ

画像の中央にある、黒いコネクタの中に電源スイッチピンがあります。

電源スイッチピンの乗っ取って、筐体のサービススイッチに結線してしまえば良いのです。

HP 6000 Pro SFF

PC内部から電源スイッチ配線を引っ張りだしました。これを筐体のサービススイッチに接続します。

自作PCを作った時に余った配線を利用して、接続用ケーブルを作りました。

電源スイッチ用ケーブル

これで、テーブル筐体のサービススイッチでPCの電源を入れられるようになりました。

Windows7の設定で、シャットダウンも同じボタンでできるようにしておきます。

④.PC制御用ボタンの設置

コイン(クレジット)、ゲームの終了のための専用ボタンを追加します。

ゲーム終了のボタンは、ボタンふたつを同時に押したときに機能するようにしています。コインボタンを押すつもりで終了してしまったら悲しいので...

XM-02の1プレーヤー側、8,9番ボタンに割り当てました。

コインセレクターを外して、空いたスペースにボタンを設置しています。

テーブル筐体 コイン(クレジット)ボタン

⑤.PC用スピーカーの設置

本当はテーブル筐体に取り付けてあるスピーカーを利用したいのですが、アンプが必要になるので暫定的に別途スピーカーを用意しました。

ダイソー 300円スピーカー

一部で有名なダイソーのUSBスピーカーです。300円とは思えない音質だそうです。

USBスピーカーと言いつつ、ピンジャックが装備されています。

ダイソー USBスピーカー 300円

USB端子は電源用でした...

ピンジャックを差し込まないと音は出ません。

USBスピーカーでは無く、USB電源スピーカーと言うべきか。

でも、今回に限ってはこの仕様はありがたいのです。音声をUSBに流してしまうと、コンパネ入力に差し支えそうだからです。

筐体に取り付け(置いただけ)。

テーブル筐体にダイソーUSBスピーカーを設置

これでテーブル筐体のPC対応は完了です。

まとめ

テーブル筐体をPCに対応させるのに一番ネックになるのはモニターだと思います。

液晶モニターが搭載された筐体を購入したことで、それを考えなくても済んだので全体的には簡単な作業でした。

コンパネのUSB化をするためにxin-moのXM-02を選んだのは、三木商事の製品画像の中にXM-02らしきものが写っていたから。

コンパネのUSB化で見つけた中で、評判が良いのが「I-PAC 2」だったんだけど、日本だと安く手に入れるのが難しいので断念しました。

無理してXM-02を手に入れましたが経験を積んだ今となっては、以下のような価格の安い製品にチャレンジしてみても良かったかなと思ったりします。

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