新車を購入したので、ガラスコーティング『ピカピカレイン プレミアム』を施工しました。施工の手順や注意点などを踏まえて、仕上がり具合を確認します。
ピカピカレインを使うのは2回目です。前回は「スーパーピカピカレイン」でしたが、今回はより輝きと防汚力が増したプレミアムなので楽しみです。
ピカピカレイン プレミアム
定価:9,850円
中に入っているのは...
・ピカピカクロス 1枚
・施工スポンジ 3個
ピカピカクロスはマイクロファイバークロスです。そこそこ厚みもあって手触りも柔らかく、なかなか良いものです。ピカピカレインの拭きあげに使います。
ピカピカクロスも施工スポンジも一度使ったら再使用はできません。ガラス成分が残るため車に傷を付けてしまう恐れがあります。もったいな気はしますが処分しましょう。
ピカピカレインプレミアムのボトルと単三乾電池を並べてみました。これで車1台塗れるのか?と疑問に思うくらい小さなボトルです。
ネットの評価をみると、「余ったから2台塗れた」と言う人、逆に「ドア1枚分足りなかった」と言った意見がありました。
これは塗り方次第なので難しいところではありますが、よほど厚塗りをしない限りは足りるはずです。
ピカピカレイン施工手順
作業を開始する前に確認です。
ピカピカレイン塗布後すぐに水に濡れるとムラの原因となります。12時間は濡らさないようにとのことですので、12時間以上好天が続く日を選んで実施してください。冬だと夜露が降りる場合もあるので雨予報ではなくても注意が必要です。
また、気温が高い炎天下での作業も避けた方が良いです。塗ったピカピカレインが早く乾きすぎてしまいます。乾きが早いせいで量が足りなくなっている可能性も否定できません。
暑いと人もやられます。集中して作業できる気候を選んで実施されることをオススメします。
以下の手順で進めます
2.脱脂
3.ピカピカレインプレミアム塗布
1.洗車
カーシャンプーを使って洗車します。泡で洗うという基本さえ押さえておけば、通常通りの洗車作業で問題ありません。泡の起こし方はカーシャンプーのラベルに記載されていると思います。
ただし、使用するカーシャンプーには気を配りましょう。しっかりとボディの油分を落としたいので、艶出し成分(ワックス)が入っていないものを選びます。
今回はホームセンターブランドのごく普通のカーシャンプーを買いました。成分は界面活性剤、防錆剤で弱アルカリ性です。
洗い終わったら綺麗に拭きあげます。コーティングに水分は天敵です。特にフロントグリルには注意しましょう。拭いても拭いても水滴が出てきます。
より理想を目指すなら脱脂をうたったシャンプーを使うべきです。
2.脱脂
イソプロピルアルコールを使いました。
1リットルのものを買いましたが、これめちゃくちゃ安いです。今回の脱脂だけではなく、窓ガラスを拭くなど掃除にも使えそうなので大きめのサイズにしました。
原液のまま使っても良いものか不安だったので、水で薄めて使うことにします。70%くらいの濃度にするために、イソプロピルアルコールと水を「3:1」で混ぜました。
ダイソーで買った霧吹きを利用します。
直接ボディーに噴射するのではなく、タオル(マイクロファイバークロス)に吹きかけてボディを拭きます。
これで効果あるのだろうか?
と思わなくもないのですが、これで窓ガラスを拭くとかなり綺麗になります。たぶん大丈夫でしょう...
せっかく手間と時間をかけてコーティングを行うので、専用品やシリコンオフを選んだ方が良いかも知れません。ピカピカレインにも専用の脱脂剤が用意されています。
じつは、脱脂そのものだけを目的としていたわけではありません。脱脂をしながら次のふたつのことも心掛けていました。
ボディーをくまなくチェック
洗車では気付けないような汚れ、傷がないか探します。
見つけました...
こういった汚れは洗剤を付けてスポンジでこすっても落ちません。無理をしてボディに傷を付けてしまっては本末転倒です。
そんな時は、『トラップねんど』(ねんどクリーナー)を使うと良いです。
まず粘土が柔らかくなるまでこねます。そして水をかけながら粘土でボディーをなぞります。擦りつけるのでなく、すーすーすーと表面をなでる感じでちゃんと綺麗になります。
本当はボディー全体を処理すると良いんだけどそこまではできません。
隙間に入った水分の除去
ドア、テールランプ、給油口などの隙間に入っている水分を取り除きます。湿ったタオルだと取りきれなかった水分も、新品のタオルだと引っ張られて出てきます。
ピカピカレインに水分は大敵です。
3.ピカピカレインプレミアム施工
『塗れるところは全部塗る』をモットーにしています。樹脂,メッキパーツ(エンブレム)、ヘッドライト、テールランプ、ナンバープレート...出来る限り全部です。ヘッドライトは躊躇する人もいるかもしれませんが、3年前に施工したタントで不具合がなさそうなので今回も塗ります。
関連記事 車にガラスコーティングしてから3年経ったので確認してみる【ピカピカレイン】
ゴム(タイヤ、窓枠など)、ガラス(窓)、ミラー、リアカメラのレンズにはピカピカレインが付かないように注意します。
公式サイトの情報も参考にします。
基本的な手順
1.スポンジに5,6滴ピカピカレインを付ける。
2.ボディーに塗る。
3.ピカピカクロスで拭きあげる。
1~3を繰り返します。
スポンジに付けるピカピカレインの量は、スポンジの滑り具合などを考慮して調整します。
ドア1枚,ボンネット半分などエリアごとに、スポンジで塗ってクロスで拭いて仕上げます。
車全体が終わったら、最低12時間は水に濡らさないように注意します。雨が降らないように祈りましょう。
初めて塗る場所はスポンジの滑りが悪いです。あまり力を入れてスポンジを動かすと、引っかかったはずみで、スポンジが手からすっぽ抜けてしまうことがあります。地面に落として砂でも付着してしまったらもうそのスポンジは使えません。また、スポンジの表面がはがれれしまうこともあります。
白いボディーは塗った場所が分かりにくいです。ついつい塗りすぎてしまいます。ピカピカレインは薄く、均一に塗る事がきれいに仕上げるコツです。
塗ることよりも、拭きあげを重視しましょう。拭き残しがあるとザラザラに曇った状態になってしまいます。ひどい時はコンパウンドで落として再施工になります。
施工前の車の状態
新車なので施工前でも綺麗です。
Aピラー(樹脂)の様子です。脱脂した甲斐あってか、手あかも付いていません。
ボンネットのアップ。このままでもいいんじゃないかってくらい綺麗です。
ピカピカレイン プレミアム施工後
施工直後です。
白い車はガラスコートの効果が分かりにくいです。でも、なんとなく反射の仕方が施工前とは違うように見えます。
メッキエンブレム。もちろん塗ってあります。
Aピラー、グリルなど樹脂部分もすべて塗りました。シエンタの特徴的なヒゲもです。ここもちょっと光り方が変わった?
ヘッドライトもツヤツヤです。とりあえず問題なさそうです。
テールランプ。こちらも問題なさそうです。
ホイールキャップは外して丁寧に塗りました。一番汚れやすい場所ですからね。
12時間以上経過した後のボンネット。ガラスコートっぽい光り方になりました。
施工から5日後、台風のため車が汚れたので洗いました。水をかけるだけで汚れが流れ落ちます。
すごい勢いで水が流れて行きました。これが滑水性ってやつですかね。
ピカピカレインの公式サイトに投稿したレビュー動画です。我が家のシエンタです。
まとめ
洗車+脱脂に2時間、ピカピカレイン塗布に2時間といったところでしょうか。こだわればもっと時間はかかりそうです。でも、ガラスコーティングが自分でできるっていうのが良いですね。車にも愛着がわきます。苦労はありますが、この出来上がりなら満足です。
ピカピカレインプレミアムはAmazon,楽天市場,Yahooショッピングで売っています。どののショップも同じキャンペーンを実施しているようで、現在は2点購入すると5%オフになります。僕は楽天ポイントをもらうのが一番お得なので楽天市場店で購入しています。
本店サイトではレビューを投稿するとポイントがもらえるなど、独自のキャンペーンを展開していることもあるので、こちらも要チェックです。もちろん施工手順なんかも本店サイトで確認します。
本店サイト ピカピカレイン
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