ハンドルコントローラー(Thrustmaster T300RS GT Edition)を手に入れたので、レーシングコックピット風のものを構築しています。
アセットコルサなどをプレイするうちに、臨場感(実車感)を出すにはモニターまでの距離が重要だと感じるようになりました。
「視点からモニターまでの距離を縮める必要がある」ということです。
モニタースタンド作製前の様子
モニターはAVラック(テレビ台)の上に設置しています。
ハンコンスタンドは「AP2 Racing Wheel Stand」です。
参照 AP2 Racing Wheel Stand(レーシングホイールスタンド)の組み立て方【レビュー】
もっとモニターに近づきたいのですが、AVラックの構造上無理があります。
そこで、簡単に改善できる方法として、以下の製品を買うことを考えていました。
これならハンコンスタンドを押し込んで設置することができます。
ですが...なんと、今使っているモニターが壁掛け(VESA)に対応していなかったのです。
モニターは「東芝 REGZA 40A1」(40インチ液晶テレビ)です。
いずれはモニターも買い替えたいんだけど、4kで120Hz以上のものが手ごろな値段で出てくるまで待たなければなりません。
ということで、REGZA 40A1が設置できるモニタースタンドを自作することにしました。
モニタースタンド材料
十分な強度があって、手軽に扱える素材ということで「イレクター」を利用することにしました。
結合部はすべてメタルジョイント(HJ-1)を用います。
パーツ一リスト
- イレクターパイプ 90cm 2本
- イレクターパイプ 60cm 2本
- イレクターパイプ 55cm 2本
- イレクターパイプ 50cm 2本
- イレクターパイプ 13cm 2本
- メタルジョイント HJ-1 12個
- アウターキャップ J-49 8個
- 板固定用 J-46 4個
- MDF板 30x40cm
55,50,13cmの長さのパイプは販売されていないので、自分でカットしたものです。
手元に余っていた、250cmのパイプが使いたくてカットしました。
そのため、55cm,50cmと中途半端な長さとなっていますが、どちらも60cmでも問題ありません。
13cmはカットせざる負えませんが...
パイプカッター
イレクターパイプは(30,45,60,90,120cmなどと)各種サイズが販売されていますが、最小が30cmなので、短いものが必要なときはカットするしかありません。
パイプカッターがあると格段に制作の幅が広がるので、持っててもいいかなと思います。
ただ、専用のパイプカッター(イレクター用ハンドカッター)は、3000円となかなかのお値段となっています。
大量にカットしたいわけではないので、今回はダイソーの500円パイプカッターを購入しました。
しょせん安物といった感はぬぐえませんが、イレクターパイプ切断という目的は達せられました。
意外ときれいに切れるんだけど、何本も連続して切断するのは大変です。
専用カッターならもっと楽に切れるのかな?
モニタースタンド完成
作り方の細かい説明は省きます。
メタルジョイントで固定するだけなので、特に問題はないかと思います。
ということで、いきなり完成形です。
危険防止のためパイプの先端にはアウターキャップを取り付けています。
メタルジョイントを用いるとシンプルな構造でも十分な強度が得られます。
また、プラスチックジョイントのように接着しなくて済むので組み換えも自由です。
天板は「J-46」を使って固定しています。
レースシムコックピット用 自作モニタースタンド
モニター(液晶テレビ 東芝REGZA 40A1)を設置してみました。
いい感じに収まりました。
安定性も問題ありません。
ハンコンスタンドもモニターに近づけて設置できるようになりました。
まとめ
目線のビフォー・アフターです。
次の画像は改善前の目線です。
次はモニタースタンドでの目線です。
視界全体をほぼカバーできるようになりました。
対して違わないように見えるかもしれませんが、実際にレースゲームをプレイしてみると格段に没入感が違います。
というかめちゃくちゃ遊びやすくなりました。
車体を表示しないビューにすると、より自然にドライブできるように感じます。
ちなみにコストは6千円強です。
メタルジョイントのHJ-1が、4個セットで1380円(税別)もするのでコストを押し上げています。
12個使っているので、HJ-1だけで4500円ですからね...
それでも、割と理想的な形にまとまったので良しとします。
▼理想のレーシングコックピットを目指して▼
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